アンソニー・スカラムッチ氏は、長期投資家は3年から5年の時間枠を保ち、日々の値動きを無視すべきだと語っている。

スカラムッチ氏はビットコインが底値に近づいた可能性を示唆

ビットコインの価格は底値に近づいている可能性があり、投資のタイミングは今かもしれないと、資産運用会社スカイブリッジ・キャピタルの創業者アンソニー・スカラムッチは述べている。

スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムの年次会議からCoinDesk TVの「First Mover」に出演したスカラムッチ氏は、長期的な仮想通貨投資家は3年から5年の見通しを立て、日々のパフォーマンスにとらわれない必要があると主張している。

「私は今、投資することを奨励している。」と、スカラムッチ氏は語った。

スカイブリッジ・キャピタルはFTXから株式の買戻しを検討

運用資産22億ドルのスカラムッチの会社は、創業者のサム・バンクマン=フリード氏が推定30%の株式を購入したとき、破綻したFTXと4500万ドル(約58億円)のつながりがあった。

スカラムッチ氏によると、スカイブリッジはその後、FTXのネイティブトークンであるFTTを1000万ドル(約13億円)分購入し、後に推定960万ドル(約12億円)の損失を出して売却したという。

FTTがいつ売却されたかは明言しなかった。

スカイブリッジは現在、破綻したFTXから株式を買い戻すかどうかを検討している。

スカラムッチ氏は、バンクマン=フリード氏が「(スカイブリッジの)事業の運営に影響を与えたことはない」としながらも、「今年の半ばまでには株式の買戻しを希望している。」と語った。

FTX社の破産手続きは続いているが、スカラムッチ氏は、「前進する以外何もしていない」と語り、「仮想通貨分野については非常に楽観的だ」と付け加えた。

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