開発者たちは今週、大いに注目されている上海アップグレードに向けてネットワークを準備するため、デブネットとシャドーフォークの立ち上げに成功した。
イーサリアムのコア開発者は、3月までに上海を立ち上げ、ネットワーク上でステークされたETHの引き出しを可能にするという目標に向かって着実に歩んでいると述べている。
今週、開発者グループは「devnet 2」を立ち上げた。
これは、クライアントチームがETHの引き出しプロセスを微調整し、正しく動作することを確認するために特別に設計された開発者向けネットワークだ。
木曜日に行われた開発者向け報告会によると、このネットワークの立ち上げは、予想された些細な不具合を除き、ほぼスムーズに行われた。
ETHの引き出し機能は、イーサリアムの待望の上海アップグレードの中心的な役割を果たすものだ。
このシステムには、バリデータと呼ばれるネットワーク参加者が、取引を検証しネットワークを安全に保つために、ETHをネットワークに提供することが含まれている。
これらのバリデーターは、ステーキングの報酬として新たに鋳造されたETHを獲得する。
マージアップグレード前、ネットワーク利用者はアップグレードを見越してイーサリアムのステーキングを開始する機会が与えられ、合計227億ドル(約2兆9140億円)相当のETHがステークされている。
しかし、これらのユーザーはまだそれらの資金をアンステークすることができず、出資したETHをいまだに出金することができないことを意味する。
イーサリアムの上海アップグレードでは、すべてが計画通りに進めば、ETHの引き出し機能が導入される予定だ。
現在、1,600万ETH以上がネットワークに賭けられていることを考えると、これらの資金を引き出す機能の導入が、イーサリアムのコミュニティとネットワークの開発者にとって優先事項である。
上海アップグレードは当初、イーサリアムのレイヤー2取引を大幅に安価かつ高速にするデータサンプリングの合理化であるプロトダンクシャーディングを含む、他の多くのアップデートを含むことを想定していた。
プロトダンクシャーディングは、ETHの引き出し機能をできるだけ早くロールアウトするために、最終的に上海から除外されている。
この機能は、代わりに今年後半にロールアウトされる予定となっている。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer