Mt.Goxの債権者は、どの返済方法で支払いを受けるか決定し、消滅した仮想通貨取引所Mt.Goxに受取人情報を登録するための時間が増えることになる。

また、基本返済、早期一括返済、中間返済の期限も7月31日から9月30日に変更されている。

Mt.Goxは返済の登録期限を2023年3月に変更

1月6日付の発表で、Mt.Gox管財人の小林信明氏は、1月10日に発表した返済方法の選択期限を3月10日に変更したと述べ、その理由として「再生債権者の選択と登録が進んでいる」ことを挙げている。

また、この発表では、債権者に対し、新しい期限までに必要な手続きを完了するよう促している。

さらに、再生債権者の選定・登録が新たな期限内に完了しない場合、弁済を受けられないか、場合によっては取引所本部に書類を持参し、日本円で弁済を受けなければならない可能性があることを発表している。

発表では、次のように書かれている。

「再生管財人は、2023年3月10日(日本時間)以降、できるだけ速やかに弁済を行うため、現時点以降、選択登録等の内容の確認を開始する。」

今回のアップデートでは、すでに手続きを済ませた人は、再度手続きを行う必要がないことも明らかにされた。

すでに手続きを済ませた方には、確認作業をより円滑に進めるため、登録内容の修正を控えるよう要請している。

選択と登録の変更に続き、管財人は裁判所の許可を得て、基本返済、早期一括返済、中間返済の期限を変更することも決定した。

2023年7月31日から、2023年9月30日に期限を変更することになった。

Mt.Goxには大量のビットコインが眠っている

8月29日に、Mt.Goxから大量のビットコインが放出されるという噂がソーシャルメディア上で流れた。

しかし、消滅した取引プラットフォームの債権者はこの噂を否定し、Mt.Goxが負っている資金を受け取ることができる場所にまだ登録できていないと述べている。

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