仮想通貨銀行SEBA BankとHashKeyが提携し、機関投資家のデジタル資産投資の採用を進めていくことを発表した。

SEBA BankのグループCEOは進出先の香港について、適切な規制が整っており、「世界有数の法域」であると語っている。

香港の機関投資家向けサービス

仮想通貨銀行SEBA Bankとデジタル資産金融サービスグループのHashKeyが、スイス及び香港の機関投資家によるデジタル資産投資を加速させることに焦点を当てた、戦略的パートナーシップを締結したことを明らかにした。

プレスリリースによると、HashKeyはSEBA Bankの香港における優先的なデジタル資産取引及び市場開発パートナーになるという。
この提携は、合意書によって正式に締結されたものだ。

両社のパートナーシップは、機関投資家やプロの投資家が、デジタル資産とその広範なエコシステムに、規制やコンプライアンスに準拠したかたちでアクセスできる機会を提供することに重点を置いている。

香港は「世界有数の法域」

SEBA BankのグループCEOであるFranz Bergmueller氏は、「支援的な規制の枠組みを持つ香港は、仮想通貨関連の製品及びサービスの提供において、世界有数の法域だ」と話す。
同氏はまた、「SEBAグループが、管理された仮想通貨環境において、安全で信頼でき、透明性の高いカウンターパーティとして、このエコシステムの一部となることが重要だ」と、香港という地域で事業を展開する重要性について語った。

スイスに拠点を置くSEBA Bankは、11月末に新しいオフィスを開設し、香港に進出した。
一方でHashKeyは11月の初め、香港の証券先物委員会から仮想通貨取引サービスを提供するためのライセンスを取得している。

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