NFTゲーム「Star Atlas」の開発スタジオであるATMTAは、FTXが破綻し、破産保護を申請したため、キャッシュ・ランウェイが半分になったと発表した。

同スタジオは依然として「強力なバランスシート」を持っていると、CEOのWagner氏は説明している。

FTX危機により、キャッシュ・ランウェイが半減

Solanaベースのメタバースゲーム「Star Atlas」の開発スタジオATMTAのMichael WagnerCEOが自身のTwitterで、仮想通貨取引所FTXの崩壊を受け、同スタジオのキャッシュ・ランウェイ(キャッシュが尽きるまでの期間)が半分に減ったことを報告した。

Wagner氏によると、ATMTAはFTXに「重要な現金のエクスポージャー」を持っていたという。

以前は、現在の運用を考えると数年のランウェイ(資金的余裕)があったが、今はおよそ半分に減少してしまった。

これで同スタジオは「FTX危機」で大きな打撃を受けた仮想通貨関連企業の仲間入りをしたが、Wagner氏は依然として「強力なバランスシート」を持っていると説明している。

Wagner氏はStar Atlasの開発チームとユーザーに謝罪し、FTXによって「信頼が裏切られた」と述べた。FTXの破綻で失った現金の額については明言していない。

私は、この流動的なキャッシュポジションが、信頼かつ信用できる機関に保管されていると信じていた。業界の重鎮であると信じていた人物を信頼し、信用したのだ。

明らかにその信頼は裏切られた。タイミングの悪さと、このような状況に迅速に対応できるようなバックアップ体制を整えていなかったことが、立場を危うくする結果につながった。それは私の責任であり、申し訳なく思っている。

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