Galaxy Digitalが人員20%の削減を企図、仮想通貨市場の低迷などが要因に

2022年、市場全体の低迷に伴い、多くの仮想通貨関連企業が人員削減に取り組んできた。

そんな中、ブロックチェーン及び仮想金融サービスプロバイダーであるGalaxy Digitalも、同社の人員を20%削減することを発表した。

同社広報責任者を務めるマイケル・ワースソーン氏は、「我々は常に最適なチーム構造と戦略を検討しており、最終的には将来の計画を共有する」と述べている。

海外仮想通貨メディアCryptopotatoの報告によると、仮想通貨セクターは2022年4月以降、11,000 人以上の人員削減が行われている
たとえば、BlockchainComが従業員の25%を削減する旨を発表したほか、OpenSea・Gemini・Coinbaseも、それぞれ20%・10%・18% の人員削減を実施している。   

Q2のGalaxy Digital純損失55,400万ドル超に

今年8月、Galaxy Digitalは、第2四半期の純損失が5億5,470万ドルであったこと、及び前年同期のそれは1億8,290万ドルであったことを報告した。さらに、運用資産(AUM)は、第1四半期から約40%減少し、17億ドルにまで落ち込んだ

かかる状況につき、同社は「仮想通貨市場の低迷とトレーディング事業への投資が損失の原因である」と説明していた。

また、同社は、以前のレポートでは、今年10月までに仮想通貨保管プロバイダーBitGoの買収を完了する予定であったものの、上述の第2四半期における財務状況等を受け、「BitGo の買収を検討していない」と発表していた。

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この記事は「Michael Novogratz’s Galaxy Digital Plans to Reduce Headcount by 20%: Report」を参考にしています。