インドの執行理事会(ED)は、インドの仮想通貨取引所Wazirxからバイナンスに送金された77.6以上のビットコインを凍結したと発表した。

この凍結は、モバイルゲームアプリケーションに対するマネーロンダリング捜査の一環である。

インド当局、仮想通貨取引所バイナンスで保有するビットコインを凍結

インドの執行理事会(ED)は水曜日、同国のマネーロンダリング防止法(PMLA)に基づき、77.62710139ビットコインを凍結したと発表した。

EDは、インド政府の法執行および経済情報機関だ。

今回の凍結は、「E-nuggets」というモバイルゲームアプリケーションに対するEDの捜査の一環だ。

発表によると、凍結されたビットコインはインドの人気取引所であるWazirxからバイナンスに移管された。

また、EDはその措置の概要をツイートしている。

 

法執行機関は、「E-Nuggetsというモバイルゲームアプリケーションは、詐欺を働く目的で作られた」と説明し、次のように付け加えた。

「一般人から押収可能な金額を集めた後、突然、何らかの口実で同アプリからの引き出しが停止された。その後、同アプリのサーバーからプロフィール情報を含むすべてのデータを消去した。」

EDは捜査の結果、被告人が不正に稼いだ資金の一部をインドの仮想通貨取引所Wazirxを通じて海外に送金したことが判明したと説明している。

被告人は、Wazirxに「Sima NaskarM/s Pixal DesignProprietor)」名義でダミー口座を開設し、それを使って仮想通貨を購入したとされる。

その後、当該仮想通貨はさらに別の仮想通貨取引所、すなわちバイナンスの別の口座に移された。

EDの捜査

ED8月に800万ドル(約12億円)以上に相当するWazirxの銀行資産を凍結した。

しかし今月初め、Wazirx社は銀行口座の凍結を解除したと発表した。

Wazirxに続き、EDPeter Thielが支援する仮想通貨プラットフォームVauld4600万ドル(約66億円)相当の仮想通貨と銀行資産を凍結した。

8月には、仮想通貨取引所Coinswitch Kuberを捜査した。

しかし、同取引所のCEOは、マネーロンダリング捜査とは関係ないと述べている。

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