水曜日、仮想通貨取引所Binanceの米国子会社は、最大6.0%の年率利回りを持つイーサリアムステーキングプログラムを導入すると発表した。

ユーザーは最小0.001ETHのステーキングで最大6.0%APYを受け取ることができるが、リスクは適用される。

Binance USがマージに向けてイーサリアムステーキングを導入

Binance US低障壁なイーサリアムステーキングを開始すると発表した。

32イーサ(ETH)を必要とするイーサリアムネットワーク上の直接ステーキングとは異なり、Binance USが導入する新サービスでは0.001ETHのみが必要となる。

この展開について、Binance USCEOであるBrian Shroder氏は次のように述べている。

ETHは広範なWeb3エコシステムにおいて重要な役割を担っている。イーサリアムネットワークがマージに向けて移行を続ける中、我々は業界で最も高いAPY報酬を持つETHステーキングを提供できることに興奮している。」

ステーキングの利回りは、Binance USの自動リステイクなどの機能によって一部後押しされ、リターンの複利化を可能にしている。

ただし、現時点ではユーザーがETHをアンステイクすることはできず、報酬はまずイーサリアムが915日に予定されているマージアップグレードによってプルーフ・オブ・ワークのブロックチェーンからプルーフ・オブ・ステークに移行するまで配布されない。

その後、Mergeの完了を条件とする将来の「Shanghaiアップグレード」を通じて、ユーザーはステークされたETHを引き出すことができるようになる予定となっている。

アップデートが上手くいかない場合はリスクを負う可能性も

アップグレードは複雑であるため、移行がスムーズに行われる保証はありません。そのため、ユーザーの資金は、アップグレードが失敗した場合、資金の返却が長引いたり、元本割れを起こすなどのリスクを負うことになる。

Binance USは、投資家がステークしたETHの返還方法と最終的な金額をコントロールできないとしている。

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