大手決済会社・マスターカードの新しいレポートによって、ラテンアメリカのほとんどの消費者は「暗号通貨とは何かを知っている」とわかった。

レポートは、ラテンアメリカの消費者の半数以上が少なくとも暗号通貨を含む取引を行ったと述べた。

また、調査対象の3分の1は、支払いにステーブルコインを使用したと宣言している。

ラテンアメリカは支払いのデジタル化に適してる

新しい決済システムの採用に関しては、ラテンアメリカは普及しやすい地域だ。

「New Payments Index 2022」というタイトルのマスターカードの最新のレポートでは、ラテンアメリカの消費者の51%がすでに暗号通貨を含む取引を行っていることがわかった。

この結果は、一部の消費者が従来の方法を使用して資金を移動しようとするときに直面する経済状況と障害が理由だ。

同様に、レポートは、ステーブルコインがラテンアメリカの決済市場にある程度浸透している手段であることを発見した。この地域の消費者の3分の1は、ステーブルコインを使用して商品を購入したと報告している。

マスターカードラテンアメリカのイノベーション担当副社長であるウォルタープリメンタ氏は、次のように述べた。

「より多くのラテンアメリカ人が仮想通貨に関心を示し、仮想通貨へのアクセスを容易にするソリューションを望んでいる」

調査はまた、ラテンアメリカの消費者が投資手段としての仮想通貨の使用について楽観的であり、回答者の54%がこの意見を持っていることを発見した。同様に、調査対象の3分の2は、仮想通貨と従来のデジタル手法を使用して支払いを行う際の柔軟性を高めることを望んだ。

ラテンアメリカの消費者は、現在の金融機関と暗号通貨の統合にも賛成している。

レポートによると、回答者の82%が現在の銀行から暗号通貨関連の機能を利用できるようにしたいと考えている。

 

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