スペイン銀行は、仮想通貨取引所や保管業者が営業するために登録しなければならない独自の登録簿に、すでに17の仮想通貨事業者を登録した。
しかし、バイナンスのような仮想通貨経済のビッグネームはまだ登録されていない。
先週、スペイン銀行の仮想通貨サービスプロバイダー(VASP)の登録簿には、さらに3つの仮想通貨業者が追加され、17社に達した。
6月は、Jobchain España、Jobchain Austria、Criptan Trade、Eurocoin Broker、Lemacoin Crypto Solutions、Bitpanda、Vottunなど複数の取引所と管理会社が追加された。
企業の登録は6月に入り加速している。
登録している仮想通貨取引所のほとんどは、スペインの法律への準拠を保証したい現地企業だ。
昨年、銀行が登録を開始して以来、2月に承認されたBit2meを皮切りに、いくつかの仮想通貨企業が追加された。
現在、登録簿には上記の企業以外に、C.R. Tecnología y Finanzas、Bitcoinforme、 Bit Base、Blox、Trade Republic Bank、Globalstar Technologies、Onyze Digital Assets、Bitgo Deutschland、BTC Direct Europeが登録されている。
この登録簿は、仮想通貨企業がスペイン国内で活動するために登録が必須となっている。
仮想通貨企業がマネーロンダリングとテロ資金調達を防ぐため、特定のガイドラインに従うことを要求しているスペインの法律改正で作成された。
登録簿はスペイン国内企業の登録には大きな成功を収め、マネーロンダリング目的のコンプライアンスツールを導入した。
ただし、大きな国際取引所による受け入れはそれほどうまくいっていない。
バイナンスやその他の大規模取引所の名前はまだリストから外れており、現在は規制上の問題で保留されている。
スペイン銀行が発行したグレーゾーン企業のリストの中に、バイナンスは名を連ねている。
スペインの証券監視機関であるCMNVから叱責を受け、スペイン銀行はバイナンスに対し、スペイン人ユーザーに対する仮想通貨関連デリバティブ(先物契約など)の提供を停止するよう命じたこともある。
報道によると、バイナンスは登録を求めてスペイン銀行と交渉中だが、まだ中央銀行の承認は得られていない。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer