仮想通貨取引所の調査で、760万人の南アフリカ人が仮想通貨に投資していることが明らかになった。

参考にしている情報源は主にソーシャルメディアであり、58%がYouTubeから情報を得ているという。

成人人口の22%が仮想通貨に投資 情報源はソーシャルメディア

大手仮想通貨取引所のKuCoinは、南アフリカにおける投資家行動と仮想通貨導入率を分析したレポート「Into The Cryptoverse」を発表した。

同調査によると、南アフリカの成人人口(18歳~60歳)の約22%に相当する760万人が現在仮想通貨を所有しているか、過去半年間に仮想通貨を運用していたという。

現行の規制や法律にもかかわらず、南アフリカ人は仮想通貨に対して好意的なスタンスを崩さない。仮想通貨が経済的な立場を向上させることができると明らかになりつつあるからだ。

調査対象となった仮想通貨投資家の65%が「仮想通貨は金融の未来だ」と考えており、仮想通貨及びデジタル資産を肯定的にとらえている。

調査結果は南アフリカ人の仮想通貨に対する高い信頼度を浮き彫りにしており、仮想通貨市場の利回りが銀行の利率よりも高いことから、調査対象者の多くが「銀行よりも仮想通貨を選ぶ」という。

南アフリカ人が仮想通貨についてどのように情報を得ているかを調査すると、回答者の72%が情報源としてソーシャルメディアを頼っているということがわかった。

ソーシャルメディアの後には、仮想通貨ニュースメディア(50%)、仮想通貨取引所(44%)、友人や家族(36%)が続く。

情報源となっているソーシャルメディアのトップ3は、YouTube(58%)、Facebook(31%)、Twitter(25%)だった。

KuCoinのジョニー・リュウCEOは、ソーシャルメディアが最も迅速に情報を入手する手段となっていると説明した。

現在はユーザーの時間が断片化し、早く効果的に情報を得ることが生活における主流な方法となった。

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