メキシコの上院議員インディラ・ケンピス氏が、新たな仮想通貨関連法を議会に提出する意向を報告した。
当該法案は、エルサルバドルが取り組むビットコイン政策を参考にしているといい、同議員はビットコインの有用性を強調する。
「私は、今年後半にメキシコ議会に新たな法案を提出することにより、メキシコにおいて法定通貨として仮想通貨が採用されることを目指しています。(中略) 近いうちにエルサルバドルのように大きな決断を下さないと、今後ビットコインに関して行動を起こすのが非常に困難になると考えられるからです。」
ケンピス議員といえば、以前よりエルサルバドルの取り組みを称賛してきた人物のひとりである。同議員は「ビットコインを法定通貨にするという動きは、その国家の人々に公平競争の場を提供することに値する」とも語り、ビットコイン採用の重要性を説いた。
今後、ケンピス議員は、2022年に行われる2回の議会会議のうち1つで新法案を提出する予定だという。同議員はその目標として、「金融包摂に関する権利が憲法上の権利として認められる」という点にあるといい、「このプロセスは長く、ビットコインへの旅が始まったら後戻りすることはできない」と語る。
2022年はメキシコ議会の動きに注目しつつ、また、同国政策が仮想通貨市場に及ぼす影響にも期待してきたい。
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この記事は「Mexican Senator Plans to Follow in El Salvador’s Footsteps by Legalizing Bitcoin」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta