イランが国際決済に仮想通貨を使用することを許可へ

イラン当局が、国際決済に仮想通貨を使用することを認める準備を進めている。イランの企業が他国パートナーとの決済に仮想通貨を使用することへの合意がイラン中央銀行(CBI)と産業・鉱業・貿易省によってなされたことをイラン貿易振興機関の責任者であるAlireza Peyman Pak氏が発表した。

我々は、このシステムの運用のための仕組みを最終的に決定しています。これは、輸入業者と輸出業者が国際的な取引で仮想通貨を使用するための新しい機会を提供するはずです。

イランの通信社IBENAによると、貿易副大臣でもあるPak氏は、同省とCBIの共同外国為替ワーキンググループの初会合の詳細をソーシャルメディアに掲載している。参加者は、仮想通貨メカニズムの採用を含む、イランの外国貿易を促進するための多くの措置を承認したとのことだ。

Pak氏は、仮想通貨とブロックチェーンシステムには多くの実用的な用途があり、イランがそれを無視すれば、ビジネスチャンスを失うことになると強調している。

我々のターゲット市場の一部、特にイラク、アフガニスタンやパキスタンなどの国では、仮想通貨の使用に制限があるかもしれません、ロシア、中国、インド、東南アジアなどの我々の主要市場では仮想通貨の使用は一般的です。

一部の政府関係者は制限的な政策に反対しており、仮想通貨によるイノベーションを封じ込める可能性があると主張している。イランのフィンテック企業は5月、仮想通貨取引で経済封鎖を回避している地元企業を指摘し「制限は国民から機会を奪うことになる」と警告した。

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この記事は、Bitcoin.comの「Iran to Permit Use of Cryptocurrencies in International Settlements, Reports Reveal」を参考にして作成されています。