韓国の大手仮想通貨取引所Coinoneが、本人確認ができない外部ウォレットへの引き出しを停止すると発表した。
準備期間は2022年1月23日までとなっており、それ以降は登録ウォレット以外への出金が停止されることになる。

大手仮想通貨取引所が出金規制を強化

韓国の仮想通貨取引所「ビッグ4」の一角であるCoinoneが、登録外のウォレットへの引き出しを今後許可しないと発表した。
今回の規定変更は2022年1月24日に発効するため、Coinoneユーザーはそれまでに外部ウォレットを取引所に登録しなければ、取引所から資金を引き出すことができなくなると同取引所はアナウンスしている。
また、外部ウォレットの登録には本人確認登録を済ましたウォレットが必要であるため、MetaMaskやLedgerなどの本人確認が必要のないウォレットに引き出すことができなくなる。
Coinoneは今回の変更について、仮想通貨が違法行為に使用していないことを確認する必要があるためだとしている。

仮想資産の取引やCoinoneが提供するサービスがマネーロンダリングなどの違法行為に利用されないよう、お客様の氏名、住民登録番号などを確認させていただいております。

同取引所の対応の背景には、韓国政府が仮想通貨に対して規制を強化する方針を取っていることが挙げられる。
今年の7月には韓国の金融規制当局が韓国人にサービスを提供している海外の暗号通貨取引所に対して警告を発し、全ての国際送金で顧客に関する基準を遵守しなければ罰金と懲役を科すことを通知した。
その後も、税務当局がデジタルウォレットに保有する仮想通貨を押収できるようにするための税法改正を提案しているなど、規制強化への政策が続いている。

この記事を読んだあなたへのおすすめ↓↓↓

トレード戦略や投資の最新情報をサロン内にて配信中!!

>>オンラインサロンの詳細を見る >>Discordから入会する

この記事はTHE BLOCKの「Korean crypto exchange ‎Coinone will no longer allow withdrawals to unverified external wallets」を参考にして作られています。