仮想通貨取引所マウントゴックスの再生計画が認可

2014年に破綻した仮想通貨取引所マウントゴックスが、債権者への補償を行うための再建計画が東京地方裁判所によって認可されたことを16日に発表した。

同社の管財人によると、債権者はオンラインの再生債権届出システムを利用して弁済を受領するための口座登録等の手続を行う必要があるとのことだ。返済の時期と具体的な金額はまだ発表されていない。

今後、本再生計画に従って、確定再生債権を保有する債権者の皆様に対して弁済を実施いたします。弁済の具体的な時期、手続及び金額等の詳細につきましては、追って債権者の皆様にお知らせする予定です。

 引用:再生計画認可決定確定のお知らせ 

マウントゴックスは、かつて大手仮想取引所として多くのユーザーに利用されていたが、ハッキングによるビットコイン流出などが影響し、2014年初めに閉鎖された。その損失は約850,000BTCにも上っている。

管財人によると、20199月時点でマウントゴックスは141,686BTCを保有しており、そのほか現金やビットコインキャッシュなども保有しているとのことだ。東京地方裁判所によるこの再生計画認可を受け、今後の債権者への補償がどのように進んでいくのかに注目が集まる。

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