インド南部のカルナータカ州で起きたビットコインのハッキング事件をめぐって、国内の主要政党が対立している。
主要野党であるインド国民会議のRandeep Singh Surjewala議員が、与党のインド人民党が公正な調査を行わずに詐欺を隠蔽していると非難している。

インドのビットコインハッキング事件が政治的衝突に発展か

カルナータカ州のビットコインハッカーに対する捜査が、野党議員が与党の汚職を非難する国家レベルの政治的衝突に発展しようとしている

このビットコインのハッキング事件は数年前にベンガルールの警察が麻薬事件でSrikrishnaというハッカーとその仲間を逮捕したことで明るみに出た。
捜査の過程で警察は、このハッカーが2019年のカルナータカ州政府のシステムをハッキングして130万ドル(約1.4億円)を手にした首謀者であることを突き止めた。さらに、Srikrishnaは2016年に仮想通貨取引所のBitfinexをハッキングし、2,000BTCを手にしたとしてベンガルール警察はそのうちの31BTCを回収したと主張した。
しかし、捜査チームは後にその主張を撤回し、このハッカーはこの大規模なハッキングに関与していないと結論付けている。
この一連の対応に対し、インド国民会議のRandeep Singh Surjewala議員はインド人民党が事件の隠蔽工作を行っていると非難している。

これは、陰謀・隠蔽・欺瞞のケースであり、根深い陰謀の匂いがする。
カルナータカ州のインド人民党政権下における、インド史上最大の『ビットコイン詐欺の隠蔽』である。
政府は公正な調査を行う代わりに、隠蔽工作に夢中になっているようだ。

同氏はカルナータカ州のBasavaraj Bommai首相に対し、この件に関わっている関係者を明らかにするとともに、送金されたビットコインの行方を開示するように求めている。
これまでのところ、インド人民党は汚職に関与しているという告発は噂だと主張している。

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この記事はcoindeskの「Indian National Congress Accuses Modi-Led BJP of Covering Up Country’s Biggest Bitcoin Scam」を参考にして作られています。