先週末、非代替性トークン(NFT)市場のOpenseaが売上高100億ドルを突破した。

統計によると、100億ドルの売上には629,867人のトレーダーが貢献し、NFT市場の立ち上げ以降の平均販売価格は1NFTあたり872ドルとなっている。

Openseaの売上高が100億ドルを突破

主要なNFT市場であるOpenseaが、NFTの過去の売上高が100億ドルを超えるという記録的な節目を迎えた。

Openseaは歴代決済額で最大のNFT市場であり、2番目に大きいNFTプロジェクトはAxie Infinityだ。Axie Infinityは29億9000万ドルの売り上げを記録し、最近NFTマーケットプレイスを立ち上げた。Axie Infinityの売上はOpenseaの全時間売上の29.90%であり、Ethereum上に構築されたNFTゲームは1,031,704人のトレーダーがいる。

Openseaの100億円の売上は、同社が7月末に行った1億ドルの資金調達に続くもので、この資金調達は、Openseaをユニコーン企業のカテゴリーにも押し上げた。

しかし、資金調達後、仮想通貨コミュニティが従業員をインサイダー取引で非難したため、Openseaの経営陣は従業員を解雇した。その4日後、Openseaマーケットプレイスは、ユーザーが携帯電話を使ってNFTマーケットにアクセスできるよう、スマートフォンアプリケーションを開始した。

Polygonを活用したOpenseaの動きが活発化~トップトレーダーがアートブロックやBAYCを収集

Openseaのイーサリアムネットワーク対応に加えて、NFT市場ではPolygonも同様に活用している。イーサリアムにおけるOpenseaの月間取引量は8月以降、前月比で減少しているが、Polygonを利用したOpenseaの取引量は8月に過去最高を記録し、ここ2ヶ月は安定している。

Openseaでは102.5億ドルの決済が行われているが、dappradar.comの測定値によると、Openseaの全期間の平均販売価格はNFTあたり872ドルだ。Dune Analyticsによると、本稿執筆時点で、Openseaの上位500人のトレーダーは、Art Blocksコレクションを最も多く取引しており、次いでBored Ape Yacht Club(BAYC)となっている。Art BlocksとBAYCに続いて、Cool Cats、Bored Ape Kennel Club(BAKC)、Cryptotoadzが続く。

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この記事は、Bitcoin.comの「Leading NFT Marketplace Opensea Surpasses $10 Billion in All-Time Sales」を参考にして作成されています。