PayPalの共同創設者であるPeterThiel氏が、昨月10月に驚異的な価格高騰を記録したビットコインについて、自身の見方を明かした。
同氏は、ビットコインの価格上昇を世界的なインフレと関連づけて、以下のように話す。
「ビットコイン価格が60,000ドルを超えて大幅に上昇している現状は、世界経済が継続的な危機に瀕していることを意味しています。私は、世界各国がパンデミック後に経験している驚異的なインフレ率によるものだと考えています。」
同氏の発言は、金融市場に対する一般的な見方とも一致している。先日には、ゴールドマン・サックスのアナリストが、「仮想通貨の成長の背後にある理由としてはインフレが挙げられる」と指摘し、今後もインフレ率が現在の水準を維持する場合、「イーサリアム(ETH)価格はさらに80%上昇する可能性もある」と語っている。
また、自身がビットコインを積極的に購入するかについて問われたPeterThiel氏は、「積極的に購入すべきかどうかはわからない」とコメント。そして、「しかし私たちが本当に伝えようとしていることは、我々が危機的な瞬間を迎えているという事実だ」と主張し、インフレへの懸念を改めて強調した。
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この記事は「PayPal Co-Founder Says Bitcoin Price Points To Crisis In The Economy」を参考にしています
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著者: CoinPartner 編集部 kenta