米司法省、仮想通貨・ブロックチェーンに精通した人物の求人募集を開始

米国司法省(DOJ)が、仮想通貨及びブロックチェーン技術について幅広い知見を有している人物の求人募集を開始したことが明らかになった。
DOJによって公開された情報によると、「5年以上の法務経験」がある人を対象に、National Cryptocurrency Enforcement Team(NCET)を率いるディレクターを募集しているという。

NCETとは、デジタル資産に関連した犯罪が増加している現状に鑑み、これに対応するためにDOJが新たに設置する機関。当該機関のディレクターとして採用された際には、主に仮想通貨やブロックチェーンに関する事件を調査・起訴する検察官チームを率いるとともに、調査に優先順位を付け、デジタル資産犯罪に対抗するためのDOJの取り組みを主導する責任がある。

この点について、DOJは、以下のようにコメントしている。

「仮想通貨は、ランサムウェアの支払いやマネーロンダリング、違法マネーサービスビジネスの運営など、さまざまな犯罪活動で使用されています。 NCETは、部門の業務のあらゆる側面にわたって仮想通貨及びブロックチェーン技術の専門知識の開発を促進する予定です。」

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この記事は「Department of Justice on the Hunt for Director of Crypto Enforcement Team」を参考にしています