JPモルガンが仮想通貨市場を「泡立っている」と表現し、市場が活性化しているとの見解を示した。

盛況だった株式市場の影響を受け、アルトコインやNFT、DeFiなど好調市場へ投資が流入している可能性が取り沙汰されている。

JPモルガンによる仮想通貨市場の見解

世界有数の投資銀行であるJPモルガンが、個人投資家が株式市場から仮想通貨やNFTに流出していることから、仮想通貨市場は「Looking Frothy」であると述べている。

仮想通貨市場は再び泡立っているようです。

※「froth」とは、「小さな泡」という意味。バブルほど弾けるリスクは大きくない過熱感を示している。

仮想通貨市場はアルトコインを筆頭として、過去3カ月間で約83%の上昇を記録した。個人投資家は今夏、記録的なペースで株式を購入し、7月に160億ドル近くの記録的な高値を記録した。また、8月の米国株式市場への推定純流入額は130億ドルだったことがわかった。

JPモルガンのアナリストは、株式購入の熱狂が8月にアルトコインやNFTにも波及し、ETH(イーサリアム)SOL(ソラナ)ADA(カルダノ)などの特定の仮想通貨の価格が上昇したと主張している。

また同アナリストは、アルトコインの取引量は現在、仮想通貨市場の約33%を占めていると指摘し、8月初旬の22%から大きく上昇したことを強調した。最後には以下のように締めくくっている。

アルトコインのシェアは、過去の基準から見るとかなり高くなっており、構造的な上昇トレンドを反映しているというよりも、Forthyや個人投資家の『マニア』の購入によって起きている可能性のほうが高いと考えています。

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この記事は、Bitcoin.comの「JPMorgan Says Cryptocurrency Markets Are 'Looking Frothy'」を参考にして作成されています。