米大手映画館会社AMC Entertainmentが、チケットの支払いにビットコインを受け入れる方針にあることを明らかにした。

この方針について同社CEOは「顧客の要望に応えたものである」と語っている。

米大手映画館会社がビットコイン支払い受け入れへ

アメリカの大手映画館会社であるAMC Entertainmentが、映画チケットの支払いをビットコインで受け付けようとしていることを明らかにした。同社は2021年末までに支払いを受け入れることを目指している。

AMCのCEO兼会長のAdam Aron氏は、同社の第2四半期の業績についてスピーチを行った際、同社がビットコイン決済インフラを確保する予定であると述べた。現段階でAMCのビットコイン決済計画に関する詳細な情報は出ていないが、Adam Aron氏は「顧客からビットコイン支払いに対して強い要望があった」と報告している。

AMCの第2四半期の業績は、昨年の状況と比較して大幅な改善に向かっている。2020年第2四半期が1,890万ドルだったのに対し、2021年第2四半期は4億4,400万ドルの収益を報告した。

同社はまた、欧州、中東、米国に十数カ所の支店を開設する事業拡大計画を明らかにしている。

Adam Aron氏は、セントリクスのブロックチェーン技術(Arqit)買収の1週間前に、初めて仮想通貨について知ったという異例の主張も行った。TradingViewのデータによると、AMCの株価は年初から現在までに最大で1.200%の上昇をしているとのことだ。

出典：TradingView

ビットコインの受け入れは多くの企業で進んでいるが、AMC Entertainmentの取り組みはどのような影響を社会に与えていくのか。今後の動向に注目していきたい。

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この記事は、BITCOINISTの「American Cinema Giant AMC Plans To Accept Bitcoin For Movie Tickets」を参考にして作成されています。