中国・四川省でビットコインマイニングについて議論するシンポジウム開催

中国国家エネルギー管理局の四川省規制局は6月2日に成都でシンポジウムを開催し、同省でビットコインマイニングを停止した場合の影響について議論する。

四川省が仮想通貨マイニング研究シンポジウムを開催します。四川省は中国で最大の水力発電のマイニング地域です。この会議では、マイニングを停止した場合の廃水の消費量への影響を分析し、提案を集めたいと考えています。

規制当局は国営エネルギー事業体の責任者とともに、マイニングを禁止することで四川省の過剰な水力発電にどのような影響が出てくるのかを詳しく調査していくと報じられている。

当局は四川省エネルギー産業投資グループ、エネルギー取引センターなど、さまざまな国有エネルギー事業体の代表者にこのシンポジウムへの招集状を送っている。

四川省は夏場の水資源が豊富ということもあり、毎年安価で過剰な水力発電が行われている。その事柄もあって、四川省はビットコインマイニングの一大拠点として知られている。この余剰電力を消費する企業を誘致することが、四川省政府の長年の課題となっているとのことだ。

四川省の主要なエネルギー部門の代表者は今回のセミナーにおいて、彼らが管轄する仮想通貨マイニング活動の規模を提示するよう求められている。さらに、これらのマイニング業者の活動を停止させることで、今年の政府の余剰エネルギー消費計画にどれだけの影響を与えるかが問われるとのことだ。

中国では仮想通貨への規制が強まっている最中にあるが、このシンポジウムでの話し合いはどのように動いていくのか。6月2日以降のニュースに注目したい。

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この記事は、THE BLOCLの「Sichuan hosts seminar to gauge potential bitcoin mining ban's impact on hydropower economy」を参考にして作成されています。