「ビットコイン」のGoogle検索数がトルコ国内で急上昇、史上最高値を更新。
国内における仮想通貨支払いの全面禁止に踏み切ったトルコ政府だが、国民の関心はより一層高まっているようだ。国民のビットコイン需要増加と政府による制限規制、両者の動きは加速している。

ビットコイン(BTC)・仮想通貨禁止で注目集めたトルコ、国内Google検索数過去最高値に! 政府の思惑とは対極的な結果に

トルコ国内で、キーワード「ビットコイン」のGoogle検索数が急激な増加をたどっている。
報告されたデータによると、その数は過去数日間で増加傾向を強め、ついに過去最高値を更新したという。

(Source:https://zycrypto.com/google-searches-for-bitcoin-hits-new-high-in-turkey-following-ban-on-crypto-payments/)

これには、トルコ政府によるビットコイン(BTC)を含む仮想通貨支払い全面禁止の動きが大きく関連していると考えられている。
先日、トルコ政府は資金の安全性への懸念を理由に、仮想通貨支払い禁止に踏み切った。しかし、国民感情は政府が意図したものとは真逆の方向へと進展。上記のGoogle検索ボリュームの激増からも分かるように、国民の間で「ビットコイン」及び仮想通貨への関心は高まりつつあるようだ。インフレに悩む国内において、ビットコインの根強い人気は今後も続いていく可能性が高いだろう。

インフレ国家で根強く続く"ビットコイン人気"、トルコも例外ではなく

仮想通貨の使用禁止を決断した国は、トルコ以外にも複数存在する。しかし、やはり仮想通貨に厳格な規制を加えた国内においては、国民の関心がむしろ高まってしまうのが常例となっているようだ。

トルコ同様の動きが見られた国について、直近ではナイジェリアが挙げられよう。ナイジェリア政府は仮想通貨の利用禁止を表明したものの、その後数週間にわたってナイジェリアの人々の間では仮想通貨及びビットコイン人気がかえって高まる結果になったという。また、ハイパーインフレ国家として知られるベネズエラでもビットコイン人気は非常に根強く続いている。国民の間でますます需要が増加するトルコについて、政府が今後どのような対応をとっていくのか注目が集まる。

昨今はもっぱら「投機的資産」としても印象が強まっているビットコイン。しかし、それは上記のような“インフレ国家”に一筋の光をもたらす救世主となる大きな可能性も秘めている。今こそ、そんなビットコインの“真価”が問われる時代が到来しようとしている。

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この記事は、zycrypto.comの「Google Searches for ‘Bitcoin’ Hits New High in Turkey Following Ban on Crypto Payments.」を参考にして作成されています。