英ロスチャイルド家のJ. Rothschild(=ジェイコブ・ロスチャイルド)が率いていたことで有名な巨大資産運用会社が、仮想通貨取引所Krakenの株式を購入した可能性が高いことが明らかになった。ビットコイン(BTC)及びその他アルトコインの市場成長が著しい今日、仮想通貨関連企業の躍進も続いている。業界の盛り上がりは止まるところを知らない

ビットコイン(BTC)にも追い風となるか? 英ロスチャイルド家傘下のRIT Capital Partner plcが仮想通貨取引所Krakenの株式購入の可能性

英ロスチャイルド家のJ. Rothschildが率いたことで有名な資産運用会社RITCapital Partner(=RITキャピタル・パートナー)が、大手仮想通貨取引所Krakenの株式を購入した可能性が高いことが報告された。これは、先日開催された英NumisSecurities主催のウェビナーに関する報告事項にて明らかになったという。

RITCapital Partne plcとは、1961年に設立されたイギリスに拠点を置くロンドン証券取引所上場投資信託。多岐にわたる資産クラスに分散型国際的ポートフォリオへ投資しており、時価総額は38億ポンド(=5,700億円相当)にのぼる。まさに世界トップクラス投資信託のひとつだ。

なお、この件について購入規模などの詳細は明らかになっていない。20212月時点でのBloombergによる報告によると、「Krakenは評価額100億ドル以上での資金調達を求めている」というが、その実情は現時点では不明。

昨今、ビットコイン(BTC)及びその他アルトコイン市場の急激な成長にともない、仮想通貨関連企業の台頭もめまぐるしい。先日には、大手仮想通貨取引所Coinbaseが米NASDAQ市場へと上場。同市場における「759億ドル(=約8兆2,000億円相当)」もの規模に及ぶ上場は、仮想通貨関連企業として最大だ。ますます加速する仮想通貨業界の躍進に、より一層目が離せない展開が続いてきそうだ。

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この記事は、www.theblockcrypto.comの「£3.8 billion investment trust acquires stake in crypto exchange Kraken.」及びBloombergの「Crypto Firm Kraken Seeks Over $10 Billion Valuation.」を参考にして作成されています。