注目トピックラインナップ
久しぶりの100円台をマークしたリップル(XRP)、高値更新に成功したイーサリアム(ETH)。今週の仮想通貨相場も気になるトピックでもちきりであった。
NFTなども盛り上がりを見せるが、なぜこのような状況・相場になっているのかを読み解くのは難しい。
そんな釈然としない相場の疑問を解決すべく、今週から重要トピックの解説を開始する。
CEO木田が直々に監修するこの記事を絶対にに逃すな。
今週最も注目を集めたのはリップルの大躍進だ。リップルは6日に前日比50%を超えるプラスとなり、一気に100円台を突破した。
しかしニュースを振り返ってみると、特別ビックなファンダがあったわけではない。
確かにコインベースへのXRP再上場や、裁判所の対応が事前に控えていたなどはあったが、直接の原因とは考えにくい。
おそらくこれらのファンダへの期待と、年初来の高値を超えたことでテクニカル的に良い地合いとなったのが要因であろう。
価格は上がったものの、XRPの大きな問題である「SEC」の課題は未解決だ。
まだまだ先行きは不透明であり、今後が明るいとは言い切れない。
そしてSECが再度、XRPの証券性について訴えたときには、再び底なしの下落となるだろう。
見解としてはSECの態度は変わらず、SECに分があると考えるため、短期的な売り抜きをおすすめする。
クリプト界隈にへ「今最もホットな話題は」?と聞いたら大半が「NFT」と答えるであろう。
その影響は業界内外へ大きく表れている。
今週、参入を発表した大企業・有名人
ここに上げた企業以外にも、多くが参入を検討・決定している。
多くの企業は元々コンテンツなどを持っている会社が多く、それをデジタル化することによって流動性を高め、売上UPをもくろんでいる。
先ほど挙げた中でも、やはりセクシー女優である波多野結衣氏に目を引くであろう。
アダルト業界が入ってくるといよいよ怪しいか?と思うかもしれないが、筆者は逆の考え持つ。
思い出してほしいのが昨年12月のファンダ「Pornhub」が仮想通貨決済に対応したことだ。
ここのニュースの後、仮想通貨は大きく上昇した。
人間のアダルトへの欲求は深く、執念深い。その心理を用いて、テクノロジーを浸透させることは非常に秀逸と呼べるだろう。
NFTもこれを機により認知度が加速するかもしれない。
ビットコイン購入で有名な「マイクロストラテジー社」が新たに253BTCを購入し、保有するビットコインが91,578BTC(=総額22億2600万ドル)まで増加した。
この状況を受けて、同社の株価も好調に推移している。2月上旬にはビットコイン高騰に引っ張られるようにして一時1,200ドルまで上昇した。
先ほど説明した通り、マイクロストラテジー社の株価はBTCと連動して好調となった。
企業にとって株価上昇ほど嬉しいものはない。しかしこれだけBTCを保有していると、相場が悪くなった時には大ダメージとなる可能性が高い。
BTCが不調になった際には、売られる可能性は高くなる。ビットコインの強気相場終了を見極めるためには、マイクロストラテジー社の動向を確認すればよさそうだ。同社がBTCを売り出したとき、不調になったと捉えても問題はない。
またその時期であるが、2021年8月までは来ないとみている。
理由としては、アメリカでは1年以上BTCを保有していた方が税制的に有利であることから、初めて購入した月より先には売られないと感がる。
イーサリアムは昨日12時台、再び史上最高値を更新する展開となった。その直接的な要因は4/14に控えている大型アップグレード「ベルリン」への期待だろう。
年初から好調なイーサリアムであるが、他にも高騰の要因はある
これらの要素が相まって、ETHを購入しさらに保有し続ける層が増えているのが特徴的である。
DeFiやETH2.0の利回りは異常だ。俗にいうステーキングといわれるものだがその利率は年利7~500%まで存在している。
それほど高利回りなため、ホルダーたちは一度ステーキングした後は放置するだけで儲かる。
今までキャピタルゲインでしか利益を生み出せなかった暗号資産にとって、これは投資家には嬉しい状況だ。
この状況であれば、一度プラットホームに預けた場合取り出すまでしばらくロックする人が多くなるであろう。そうすれば価格も安定・上昇しやすくなるであろう。
イーサリアムに関しては、最終アップグレードセレニティーまでシステムへのロックは必須になるため、必然的に需給が改善される。
金融緩和が後押しすれば、1ETH=100万円もかんがえられる。
高値更新を果たしたイーサリアム・リップルに対し、ビットコインは未だ高値更新には至っていない。
ビットコインの重要ポイントとしては、「高値61,800ドルを抜けられるかどうか」、「57,200ドルを割らずに推移できるか」だ。
このまま高値更新となれば、売り圧も減るため、ビットコインは天井なしの高騰を再び見せるであろう。
しかし現在は天井で反落している。もしも57,200ドルを割るようであれば、短期的に上を目指すのは厳しい。同ラインは直近のレンジサポートとして機能しており、さらにマイクロストラテジー社が買い増しを発表したラインにも近い。
これらの注目ラインをブレイクしたときには大幅変動に注意しておこう。
イーサリアムの重要ラインは、黒の上昇チャネルである。
高値は明確に機能しているわけではないが、昨日の上昇ではこのラインで止まっており、安値では画像の通り明確に機能している。
このラインがトレンドを表しており、ここをブレイクするかで今後の流れは決まるだろう。
上に突破したときには、青天井の上昇が見込めるが、最初のターゲットは2330ドルを予想する。(フィボライン参照)
もし下に割れたときには。1560ドル台への下落も視野に入れておきたい。
リップルは長いトンネルを抜け、一足遅れて高値を更新。2018年の5月高値0.97ドルを突破した。
同ラインから上の価格は長らく取引されていない価格帯であるため、出来高が少ない「真空地帯」だ。
ここから市場全体が堅調に推移することができれば、一気に過去最高値まで上昇する可能性は高くなる。直近の目標は過去最高値と2020年の安値を結ぶ半値ライン「1.7ドル」を目指すだろう。
一方、0.78ドルを割ったときには、再び低迷を覚悟しなければならない。
同ラインは、2018年2020年,2021年と3度高値として抑えられていたラインである。
ここの価格帯で売る人たちは多いと考えられるため、0.78ドル下で定着したときには、しばらく大きな上昇は見込めないであろう。
今週の重要ニュースやチャートを振り返りながら今後の見解を簡単に書いた。
しかしこれらの情報は先週一週間のものであり、情報の鮮度としてはやや落ちてしまっている。
仮想通貨取引で利益を出すためには、常に「新しい情報」を「正しく処理」しなければならない。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner