イーサリアムが運営するサービスCentにてツイートを販売

TwitterCEOのジャック・ドーシー氏が代替不可能なトークン(NFT)として自身のツイートを販売した
販売対象となっているツイートは2006年3月22日に呟かれたもので、「twttrをセットアップしています」という内容のものだ。

Twitterはもともと「Twttr」というプロトタイプアプリとして2006年7月にローンチされたが、2010年に現在の「Twitter」にアップグレードされた経緯があるため、綴りがこのようになっている。

ドーシー氏が使ったNFT発行サービスはイーサリアムを基盤とするCentによるもので、このプラットフォームではそれぞれのツイートをNFTトークンに発行できる。
発行されるNFTには発行者本人の署名と認証が付けられるため、唯一無二の存在となるのだ。

NFTとは?

そもそもNFTとは何のことなのか。

NFTとはNon-Fungible-Tokenの頭文字で、非代替性トークンを意味する。
非代替性を用いることで、トークンに様々な情報を付け加え、唯一無二の価値を持つものにするのがNFTだ。
NFTはERC721という規格でのみ扱うことができ、ERCとは、「Ethereum Request for Comments」のことを指す。

したがって、Centもイーサリアムを基盤としているのだ。

最高入札価格は2億7,000万円以上

ドーシー氏のツイートには多数の入札があり、どんどん上昇している。

仮想通貨トロン(TRX)の創業者であるジャスティン・サン氏もこの販売に反応し、50万ドル(約5,420万円)で入札を申し入れていた。

こんにちは、ジャック。あなたのツイートを購入するために50万ドルで入札しましたよ。

そして、現在の最高入札価格はBridge OracleのCEOである@sinaEstaviからの250万ドル(約2億7,100万円)である。

(参考:Centの入札ページ)

ドーシー氏はこれまでビットコイン愛好家として知られていたが、今回イーサリアム基盤のCentを利用したことで仮想通貨コミュニティから大きな反響を呼んでいるようだ。

\無料アプリを使って/

暗号資産(仮想通貨)のニュースを逃さずチェック

この記事は、U TODAYの「Justin Sun Offers $500,000 For Jack Dorsey’s First Ever Published Tweet as NFT」を参考にして作成されています。