過去24時間で、仮想通貨リップル(XRP)が大量にBithumb、Binanceなど大手取引所に移動している。
特に、Bithumbへと移されたリップル(XRP)の総額は過去24時間だけで4億ドルをもはるかに超えており、この動きにコミュニティから注目が集まっている。
ここ数日間、仮想通貨リップル(XRP)の各大手取引所への移動がめまぐるしい。
Bithumb、Binanceなど世界的な大手取引所へのこの動きは特に顕著で、Bithumbへと移されたリップル(XRP)の総額は、過去24時間だけで4億ドル相当をはるかに超える。
We named our testnet after Martha Coston who invented the maritime Flare. The snapshot of the XRP ledger for the #Spark distribution will be taken on the 194th anniversary of her birthday - December 12th 2020. https://t.co/aKAvfwMiLY #XRP #Flare #UnlockingValue
— Flare (@FlareNetworks) August 31, 2020
こういった動きには、上記のように、"12月12日"に迫った「スナップショット」が、主な理由として考えられる。
「Sparkトークン」配布(=いわゆる“エアドロップ”)の前に行われるスナップショットとは、リップル(XRP)の保有量を記録することを意味し、その後、その記録に基づいてリップル(XRP)保有量に対して1:1の割合で「Sparkトークン」が付与される。
そのSparkトークンとは、Ripple社の投資部門「Xpring」から支援を受けて、XRPレジャー上にスマートコントラクト実装を目指すプロジェクトを進める「Flare Networks」のネイティブトークンで、「Flare Networks」は2020年8月、リップル(XRP)保有者に対してエアドロップを行うことを発表していた。
Sparkトークンを受け取るためには、スナップショット対応を表明している仮想通貨取引所の口座でリップル(XRP)を保管しておく必要があるため、リップル(XRP)の取引所への移動が果敢に行われているという背景が考察できるだろう。
実際、仮想通貨トランザクションデータを共有する「WhaleAlert」によると、リップル(XRP)の移動が頻繁に行われているのは、上述のBithumbやBinanceなど、スナップショット対応を表明している取引所がほとんどだ。
(Source: https://cryptopotato.com/400-million-worth-of-ripples-xrp-transferred-to-bithumb-theres-one-possible-reason/)
夏頃から注目を浴びていたスナップショットが、いよいよ残り数時間後に迫っている。
この一大イベントが、仮想通貨リップル(XRP)相場にいかなる影響を及ぼしていくのかという点もふくめ、引き続き市場の動きを慎重に見守っていきたい。
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この記事は、cryptopotato.comの「XRP News: $400 Million Worth of Ripple’s XRP Transferred to Bithumb, There’s One Possible Reason.」を参考にして作成されています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 kenta