ビットコイン否定論者として有名なピーター・シフ氏は、ビットコインが19,000ドルを突破するなど目覚ましいパフォーマンスを見せているにもかかわらず、ビットコインに対して批判を続けている。
ビットコイン否定派のシフ氏によると、大規模な投資家や機関投資家は最終的にビットコインではなく、金を資産保有の手段として選ぶと述べている。
ただ、債券利回りが低いことから、大規模な投資家や機関投資家はインフレについてはまだ心配していないようだ。
また、資産保有の手段でビットコインを選ぶのは小さな投機家とその投機家を利用している少数の資産運用会社だけだ、とも述べている。
しかし、インフレに対する回避手段の第一の手段として長い間君臨していた金は、年初から24%増加しているのに対して、新たな回避手段として台頭しているビットコイン(BTC)は172%増加という驚くべき数字をたたき出している。
さらに、シフ氏にとっては残念だと思われるのは、シフ氏の息子であるスペンサー氏は金よりもビットコインを好んでいるということだ。
9月にシフ氏は、息子のスペンサー氏がアドバイスに反してビットコインをさらに購入したことを明らかにした。
その際にツイッターで行ったアンケートでは、回答した人物のうち実に80%以上が息子のほうが賢明だと答えた。
私のアドバイスに反して息子のシフ・スペンサーはさらに多くのビットコインを購入しました。あなた方はどちらのアドバイスに従いたいですか?投資の専門家として30年以上働いている57歳の経験豊富な投資家兼事業家か、または仕事さえしたこともない18歳の大学新入生か。
経験豊富な専門家 18.7%
子供 81.3%
Against my advice my son @SchiffSpencer just bought even more #Bitcoin. Whose advice do you want to follow? A 57-year-old experienced investor/business owner who's been an investment professional for over 30 years or an 18-year-old college freshman who's never even had a job.
— Peter Schiff (@PeterSchiff) September 7, 2020
金の専門家にとって、ビットコインの台頭は金の市場シェアを奪う可能性があるため、懐疑的になってしまうのは仕方のないことかもしれない。
それでも認めざるを得ないような成長をビットコイン市場に期待したい。
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この記事はZyCryptoの「Peter Schiff Believes Wealthy Investors And Institutions Won’t Buy Bitcoin When Inflation Finally Kicks In」を参考にして作成されています。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner