今回の詐欺によって、現状でおよそ20万件以上の被害が発覚していて、被害総額は140万XRPにも及んでいる。
偽のリップルCEOのアカウントを用いて、XRPをプレゼントするという偽の広告により被害が拡大している。
リップルで20万件以上の詐欺が発生し、被害総額は約140万XRPにまで登ると報告
昨日、Xrplorer forensicsは過去1ヶ月でXRPの盗難被害が20万件を超えていて、被害総額は約140万XRPだと報告した。
この詐欺は、リップルのCEOであるブラッドガーリングハウスのYouTubeやtwitter、Instagramのアカウントに似せた偽のアカウントを用いて行われている。
そして、その偽アカウントを用いてXRPをプレゼントするという名目で詐欺が行われている。
これは、そのウェブブラウザ内に偽の拡張機能に関しての広告がふくまれていて、そこにアクセスすることで、被害者のバックアップデータを盗み、暗号通貨を手に入れているという。
これに関与したサイバー泥棒は、盗んだXRPの一部を暗号資産(仮想通貨)取引所のHitBTCで現金に換金されているという。
それに対してリップルは、この被害に関して公式サイトでこのように述べている。
「これらの投稿は詐欺です。私たちは、デジタル資産の無料プレゼントを実施していない。また、今後それを実施する予定がないことを知らせたい。」
また、このなりすましの違いを発見することは非常に困難であるとも述べている。
リップルはこの業界では信頼が最重要であるため、この被害に対して外部のサイバーセキュリティを雇い、被害の報告とそのアカウントの削除に尽力している。
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