リップル社の元幹部がマスターカードとの協力関係をほのめかすツイートをした。
以前リークされていた情報が実現したものと思われ、世界2位のカード会社との関係構築にリップル社の躍進が期待される。
リップル社の技術をマスターカードが採用か
リップル社の元幹部コーリー・ジョンソン氏が米マスターカード社の行ったデンマーク企業の買収にリップル社が関わっていることをほのめかしたと暗号資産(仮想通貨)メディアThe XRP Dailyが報じた。
The XRP Dailyが引用したのは次のツイートだ。
マスターカード社は、企業間の支払い決済システムサービスを手掛けるデンマークのネッツ社を約32億ドル(約3400億円)で買収した。
これはマスターカード社にとって過去最大規模のものとなっている。
The XRP Dailyでは過去、マスターカード社がリップル社の技術を採用するかもしれないとのタレコミを伝えており、今回のジョンソン氏のツイートはこのタレコミが実現したものと見られる。
マスターカード社はFacebook社の独自通貨「リブラ」プロジェクトに参画しているほか、ブロックチェーン・暗号資産(仮想通貨)事業の副部長など複数の暗号資産(仮想通貨)関連事業で自社の求人を出しており、暗号資産(仮想通貨)事業に力を入れている。
マスターカードの財務資料によると、2018年の年間取引量は5兆9000億ドル(約625兆円)と非常に大規模。
世界で2番目に多く発行されているマスターカード社との提携が進めば、リップル社のさらなる躍進が期待できる。
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