FBI覆面捜査で仮想通貨企業が有罪、AIトークン不正の実態とは


kishimoto
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2025年4月2日、アメリカ合衆国マサチューセッツ州の連邦裁判所は、暗号通貨の金融サービス企業であるCLS Global FZC LLCに対し、仮想通貨のウォッシュトレーディング(見せかけの取引)に関連する刑事責任を認め、有罪判決を下しました。
この判決により、CLS Globalは政府に対して総額428,059ドルの罰金と押収された仮想通貨を支払うことが命じられ、今後3年間、米国の仮想通貨市場への関与が禁止されました。

事件の概要

この事件は、米国司法省(DOJ)と連邦捜査局(FBI)が主導した「Operation Token Mirrors」と呼ばれる覆面捜査の一環として明るみに出ました。
FBIは、架空の仮想通貨企業「NexFundAI」を設立し、Ethereumベースのトークンを作成することで、仮想通貨市場における不正行為を調査しました。
CLS Globalは、このNexFundAIトークンの取引量を人工的に増加させる「ウォッシュトレーディング」サービスを提供することに同意し、その過程で自社のアルゴリズムを使用して自己売買を行い、取引活動が自然に行われているかのように見せかけていました。

CLS Globalの従業員は、2024年7月から8月にかけての複数のビデオ会議で、同社が「取引量の生成」を支援できると説明し、これはNexFundAIが仮想通貨取引所の上場要件を満たし、投資家を引き付けるためのものであると述べています。
さらに、同従業員は、同社のアルゴリズムが「基本的に自己売買を行い、複数のウォレットから買いと売りを同時に行います。したがって、見えないようになっている」と説明し、「これはウォッシュトレーディングであり、人々がそれを快く思わないかもしれないことは承知しています」と認めています。 

この事件は、仮想通貨市場における市場操作と不正行為に対する初の刑事訴追の一例となりました。
FBIの特別捜査官ジョディ・コーエン氏は、「FBIがこの事件で明らかにしたのは、基本的に古典的な金融犯罪の新しい形態です。
『Operation Token Mirrors』は、仮想通貨業界の悪質なトークン開発者、プロモーター、マーケットメーカーを標的としました」と述べています。

以下の画像を選択するとFBIのニュースブログへ移動します。

投資家心理への影響:信頼の再評価と「安全志向」へのシフト

司法省とFBIによる覆面捜査の成功は、投資家に対する大きな警鐘となります。
ウォッシュトレーディングは「見せかけの取引量」を生み出し、多くの個人投資家を欺く手法ですが、今回その手口が明るみに出たことで、次のような心理変化が予想されます。
・小規模トークンや新規プロジェクトへの不信感増大
・時価総額・流動性よりも透明性を重視する傾向
・「監査済み」や「コンプライアンス遵守」銘柄への資金集中
短期的には、疑わしいプロジェクトからの資金流出が起き、AIトークン市場など一部セクターでの調整があるかもしれません。

規制環境への影響:米国が「本気」で動き出したシグナル

今回の件は、司法省が自らトークンを発行して捜査を行うという極めて戦略的かつ前例のないアプローチで、以下のような「強いメッセージ性」を持ちます。
・米国規制当局がマーケットメイキング・取引所・プロモーターを本格的に監視
・グローバルでの類似調査の誘発(特にEUや日本のFSA)
・ウォッシュトレーディングの明確な定義と法律適用が進む可能性
つまり、「規制のグレーゾーンでなら許される」という時代は終わり、仮想通貨も伝統金融と同じ法の下に置かれる局面に入ったとも言えます。

市場構造への影響:取引所とマーケットメイカーの再定義

本件では、CLS Globalが「マーケットメイク」と称してウォッシュトレーディングを行っていた点が問題視されました。
その結果
・取引所に対する第三者監査・KYC体制強化の圧力
・マーケットメイク業務と価格操作の境界線が精査されます
・DEX(分散型取引所)の優位性が再注目される可能性
特に中央集権的な取引所が提供する「上場支援パッケージ」などは、今後当局の監視対象になる可能性が高く、プロジェクトにとっての上場戦略にも見直しが迫られるでしょう。

プロジェクト運営への影響:資金調達の透明性とPR手法の再考

多くのWeb3プロジェクトは、「初期トークン販売 → 流動性供給 → 上場 → SNS拡散 →価格上昇」といったステップを踏みます。
このプロセスの中で、ウォッシュトレーディングやボットによる演出が多用されていたのが実態です。
本件を契機に
・初期投資家の情報公開(ベスティング・ロック期間など)の義務化
・PR企業やインフルエンサーの報酬開示義務化の議論
・よりDAO的な運営体制への移行
が議論されることになるかもしれません。
つまり、本質的なプロダクト価値を持つプロジェクトだけが生き残る環境へと近づく可能性があります。

技術的視点:オンチェーン分析ツールの重要性増大

覆面捜査では、FBIがトークンのスマートコントラクトやウォレット間の自己取引を特定する技術的能力を示しました。
・オンチェーン分析(Nansen, TRM Labs, Chainalysisなど)の役割拡大
・AIとブロックチェーン解析の融合
・自己売買や不自然な取引のリアルタイム検知が今後のスタンダードになります。
今後、投資家がデータを読める力を持たないと生き残れない時代に入るといっても過言ではありません。

まとめ

この事件は、仮想通貨市場における不正行為が依然として存在し、規制当局がその取り締まりに本腰を入れていることを示しています。
特に、FBIが自ら仮想通貨トークンを作成し、覆面捜査を行った点は、当局の積極的な姿勢を示しています。
投資家としては、取引の透明性や市場の健全性を確保するために、取引所や関係企業の信頼性を十分に確認する必要があります。
また、仮想通貨業界全体としても、自己規制や透明性の向上に努めることで、こうした不正行為を未然に防ぐ取り組みが求められます。

仮想通貨BTCの購入について

今回の事件を受けた「規制強化」「透明性重視」の流れを踏まえて、好印象を持てるコイン(トークン)は、BTCがあてはまります。
具体的な根拠として

・オンチェーンデータが透明(BTCscanで取引履歴が健全)
・明確なユースケースと実際のユーザーが存在
・開発の継続性(GitHub更新頻度や開発者数)
・コミュニティが活発かつ自律的
・マーケットメイクが不自然でない(出来高と価格の整合性)
・規制環境に適応している(米国や日本の規制に準拠)
が挙げられます。

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国内取引所bitbankでの購入手順

今回は国内取引所のbitbankでBTCの購入する方法を紹介していきます。

  1. 国内取引所のbitbankで口座開設します。
  2. 日本円を入金します。
    ※必ず入金の際は自分名義宛の口座に、自分名義の口座から振込する必要が有ります。
  3. bitbankでBTC/JPYからBTCを購入します。

基本的に、どの国内仮想通貨取引所でもBTCの購入方法は同じです。
今回は bitbankでの手順を紹介します。

1.口座開設をする

まずは、仮想通貨取引所で口座開設をしましょう。
bitbankの登録はこちらから
多くの取引所は、最短10分で本人確認を含む口座開設申請の手続きが完了するので、必要な書類とメールアドレス、そしてその取引所用のパスワードを用意して開設しましょう。
口座開設の手順は、以下の通りです。

  1. bitbankにアクセスし、「口座開設」をクリックします
  2. メールアドレスとパスワードを入力して、アカウントを作成
  3. 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)をアップロード

2.日本円を入金する

①入金を選択します。
②JPYが日本円を入金するときに選択する項目なので、JPYを選択。
③対応する銀行名や口座番号、自身の名前等が一致しているかを画面をみて確認しながら、振込入力をしてください。
※取引所に入金する際は必ず自身の名前と送金元の振込の名義が一致しているかを確認して振込をしてください。
誤入力や他人名義からの振込をしてしまった場合は取り消し手数料がかかります。

口座開設が完了したら、取引所に日本円を入金します。ホームページ右上にある「資産管理」より「日本円入金」をクリックしましょう。
入金方法は、取引所によって異なりますが、bitbankでは日本円の入金は銀行振込のみ受け付けています。
bitbank指定の銀行口座(GMOあおぞら銀行または住信SBIネット銀行)宛に送金する必要があります。

3.取引所でETHトークンを購入

入金が確認できたら、トークンを購入しましょう。取引所の「現物取引」または「販売所」からBTC/JPYを選択し、希望する購入額または購入数量を入力して注文を確定させます。
注文方法には、「成行注文」と「指値注文」があります。
成行注文
その時点の市場価格で即座に購入する方法です。
指値注文
指定した価格で購入する方法です。

購入の際には、通貨により取引手数料がかかる場合があります。
事前に取引所の手数料体系を確認しておきましょう。
購入が完了すると、取引所のウォレットにトークンが反映されます。
長期的に投資したい人は、ステーキングを行なったり、貸出暗号資産サービスを使って、利益を増やすのがおすすめです。

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海外取引所を併用するメリットについて

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海外取引所のBybitでBTCを購入したい場合

  1. 国内取引所のbitbankで口座開設します。
  2. 日本円を入金します。
  3. 仮想通貨のETHをbitbankで購入します。
  4. 海外取引所のBybitで口座開設します
  5. BybitのETHの入金アドレスを確認します。
  6. bitbankで出金からETHを選択し、対応するチェーンを選び出金します。
  7. Bybitのウォレットに着金を確認したら、ETH/USDTでETHを売却してUSDTにします。
  8. BTC/USDTでBTCを購入します。

1~3までは先述のETHを買う手順とほぼ同じなので説明を割愛します。
4。海外取引所のBybitの開設手順については以下の記事をご確認ください。
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5.BybitのETH入金アドレスを確認してコピーします。
自信のない方は画像を参考にしながら操作してみましょう。
まず画面右上の入金を選択して、入金画面に移動します。
①入金したい通貨を選ぶの赤枠を選択して、ETHを選びます。
②基本的にはBybitのETHのアドレスは全部共通で、bitbankで選べる送金チェーンは全て含まれている為、
どれをえらんでもこの時点では大丈夫ですが、例としてArbitrum Oneを選びます。
③チェーンを選ぶと、入金詳細を確認するの下にオレンジ色の確認しました。 ボタンが出現するので選択します。
④入金用のアドレスが表示されるので、コピーします。
6.bitbankの出金手順を①~⑲で説明します。
①人型アイコンを選択します。
②出金を選択します。
③ETHを入力します。
④ETHを選択します。
⑤アドレスにETHアドレスが無い場合はアドレス一覧を選択します。
⑥新規追加を選択します。
⑦ラベルには何を書いても問題ありませんが、おすすめはわかりやすくBybit ArbETHと名前をつけましょう。
⑧ネットワークは重要です。出金手数料に大きく関わってくるので、今回はArbitrumOneを選択して下さい。
⑨BybitでコピーしたETHアドレスを貼付してください。
⑩取引所・サービスを選択します。
⑪Bybit.com Global(バイビットグローバル)を選択します。
⑫本人にチェックを入れて下さい。
⑬入力済みの項目ですが、間違いの無いように確認してください。
⑭出金の目的にチェックを入れると、さらに出金目的の詳細を選択が出てきますので、今回は暗号資産の投資、運用にチェックを入れて、暗号資産の売買を選択します。
⑮「外国為替および外国貿易法(外為法)および「米国OFAC規制」に抵触する取引ではありません(リンク先の内容を確認してください。)」を選択してチェックを入れます。
⑯1~15が全て入力出来ていれば確認を選択できるようになるので、確認を選択します。
⑰出金する量を入力します。最大出金可能額は手数料を引いた額になります。
⑱全て確認できたら出金内容を確認を選択してください。
⑲18の次の画面で入力した全ての項目が表示されるので、確認後、確定を選択してください。
※チェーンによって出金手数料が異なりますので、注意してください。(下記画像がbitbankの2025/3/9現在の出金手数料です
EthereumチェーンとArbitrumチェーンでは11.9倍も手数料に違いがあるので注意してください。)
7.Bybitのウォレットに着金を確認したら、ETH/USDTでETHを売却しUSDTにします。
8.BTC/USDTでBTCを購入します。
5'.Bybit入金通貨アドレス表示画面
6 .bitbank出金操作画面bitbankETH出金手数料比較(2025/4/4)

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投稿日時: 2025/04/08 13:00
著者: CoinPartner編集部 kishimoto

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