「ビットコインの大口投資家が価格回復と同期して準備金を増やしていると示唆」


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ビットコインの大口投資家が準備金を増やしている

GlassnodeのWhale Supply Shockと呼ばれる指標によると、 ビットコインの大口投資家は価格回復と同期して準備金を増やしていると示唆。Whale Supply Shockは「クジラ」と呼ばれる大口投資家と小口投資家が保有する比率を表している。クジラとは10,000〜100,000 BTCを保持する大口投資家を表し、「魚」は0.001〜1,000BTCを保持する小口投資家のことである。

Whale Supply Shockの数値が上昇するほど、クジラと魚の蓄積度合いが高いことを示している。逆に数値が低下している場合は、魚がクジラよりも速いペースでビットコインを蓄積していることを示している。

CryptoJungleのオンチェーンアナリストであるDorShahar氏は、クジラの供給ショックは価格に影響を与える可能性があると述べている。

クジラの供給ショックは、ビットコインの価格の上昇を予測していたようである。たとえば、クジラが保有する供給がセッションのピークに達した2か月後、価格は65,000ドル(約734万5,000円)近くで最高になっている。

ビットコインの価格は7月中旬に底を打った後、回復し始めた。これは、クジラが魚よりも速いペースでビットコインを再蓄積し始めたことを示している。7月20日の約30,000ドル(約339万円)からリバウンドし、3か月後に最終的に67,000ドル(約757万1,000円)の新記録に達するのと一致している。

ビットコインの大口投資家が準備金を増やしていると示唆される仮想通貨市場。大口投資家の動向で価格が変動していくことだろう。だが一方で、市場の流れを読み取ることも重要な要素となる。これからも、ビットコインの大口投資家の動向と価格変動の関係について注目していきたい。

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この記事は COINTEREGRAPHBitcoin whale indicator detects multi-month accumulation trend as BTC eyes $67K-retest」を参考にして作成されています。

投稿日時: 2021/11/02 07:20
著者: CoinPartner編集部 CoinPartner

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