ファイナンシャルアドバイザーの72%が顧客と仮想通貨について会話した経験を持つ
Wisdom Treeが発表した世論調査によると、イギリスのファイナンシャルアドバイザーの72%が、仮想通貨投資について顧客と話し合ったことがあるとのことだ。この調査は、CoreData Researchが実施したもので、ホールセールの財務顧問会社からウェルスマネージャーやファミリーオフィスまで、ヨーロッパ中の600人のアドバイザーを対象としている。
回答者の48%は、デジタル資産が自分のポートフォリオの分散に使えるとも考えているようだ。さらに調査に参加したアドバイザーの17%は、仮想通貨を金の代替品として捉えている。
しかし、調査参加者の3分の1以上が、仮想通貨には本質的な価値がないと考えており、そのために新しいアセットクラスを顧客に推奨することを控えているようだ。そのほか仮想通貨資産の導入を妨げるハードルとしては、「規制の欠如」「信頼性の欠如」といった点が挙げられている。
Ascot Lloydのチャータード・ファイナンシャル・プランナーであるJason Barefoot氏は「仮想通貨をポートフォリオに含めるべきではない理由として、無形資産であること、規制されていないこと、財務予測の根拠となる歴史がないことなどが挙げられていますが、これには同意します。(中略)後者はいずれ解決するかもしれませんが、前者2つが解決するまでは、見向きもされないでしょう」と述べている。
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この記事は、U TODAYの「Majority of British Financial Advisors Discussed Crypto with Clients: Survey」を参考にして作成されています。