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ビットコイン・イーサリアム・リップル下落|仮想通貨は円高・日経平均急落で売り加速

2026年9月8日 16:21  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は9月7日から8日夕方にかけて、3銘柄そろって下落しました。ビットコイン(BTC)は1.4%安、イーサリアム(ETH)は0.2%安、XRPは1.8%安です。

円建てでは下げ幅がさらに大きく、3.0%から4.1%に達しています。ドル円が156円台から一時152円台まで円高に振れたためです。米国は7日がレイバーデーで休場でした。

ビットコイン、7万8000ドル台まで下落|イランの報復警告で原油が6週間ぶり高値

BTC、円高が重荷で円建ては3.8%安

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは7万9543ドルで始まり、7日午前8時45分に8万0559ドルの高値を付けました。8日午前0時40分に7万8680ドルまで下げたあと、いったん7万9400ドル台まで戻しています。

ただ午後に入って再び売られ、午後3時55分に7万8261ドルの安値を付けました。現在値は7万8410ドルで、期間では1.42%安です。

重荷になったのは円高で、ドル円は7日朝の156円台から8日午前11時20分の152円88銭まで進み、円キャリー取引の解消が意識されました。国内取引所の円建て価格は1256万1581円から1208万237円へ3.83%下げています。

イーサリアム、2500ドルを再び割り込む

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは2478ドルで始まり、7日午前11時40分に2536ドルの高値を付けました。8日午前0時40分に2466ドルまで下げたあと、午前10時台には一時2500ドルを回復しています。

ただ午後は売られ、午後3時20分に2463ドルの安値を付けました。現在値は2464ドルで、期間では0.55%安です。円建ては39万3018円から37万9481円へ3.44%安となりました。

リップル、下げ幅は3銘柄で最大

XRP/USDT 1時間足チャート

リップル(XRP)は1.41ドルで始まり、7日午前11時35分に1.43ドルを付けました。8日午前0時40分に付けた1.37ドルが期間の安値です。現在値は1.38ドルで、期間では2.03%安と、ドル建ての下げ幅は3銘柄で最大でした。

円建ても222円53銭から212円67銭へ4.43%安と最も下げています。値幅は3.88%で、こちらも3銘柄で最大でした。

出来高は平日の45%、建玉は増加

本日8日は2度に分けて下落しており、1度目は8日未明で、3銘柄が午前0時40分という同じ時刻に安値を付けました。7日は米国が休場で、大手取引所バイナンスのBTC現物出来高は1万1427枚と、4日金曜の2万5426枚の45%でした。

2度目は8日の午後です。円高が進んだうえ、日経平均が前引けの小幅高から崩れて1130円安の安値引けとなり、BTCも下げ幅を広げました。いずれの局面でも先物の建玉は増えており、買い方の投げではなく新規の売りが入っています。

今後の展望|10日のPPIと11日のCPI

次の材料は10日夜の8月生産者物価指数と、11日夜の8月消費者物価指数です。CPIの前月比予想は0.4%上昇と、前回の0.1%上昇から加速する見通しです。

原油は北海ブレントが98ドル台と、7月下旬以来の高値圏です。FRBは5日から発言を控える期間に入っており、市場は10日まで手掛かりを得られません。注目ラインはBTCが8万0559ドル、ETHが2536ドル、XRPが1.43ドルの上抜けです。