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【FOMC直前】近年最難関の利上げ判断、ビットコインは6万4000ドルで警戒|ウォルシュ議長の一言に注目

2026年7月29日 15:39  Arai Yu

※この記事には広告・PRが含まれます

7月30日(木)午前3時に、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利が発表されます。あわせて午前3時30分からは、ケビン・ウォルシュ議長による記者会見が予定されています。

FOMCは米国の金融政策を決定する最重要会合であり、その結果は金利やドル相場を通じてビットコイン価格にも大きな影響を与えやすい材料とされています。

今回は金利の据え置きが基本シナリオとされる一方、利上げの可能性も無視できない水準まで高まっており、「近年で最も予測が難しい会合」との声も上がっています。

FOMC(7月)の予想

日付 重要度 時刻 イベント 前回 予想
7/30(木) ★★★ 3:00 政策金利発表
FOMC声明
FOMC記者会見(3:30)
3.75% 3.75%

FOMCとは

FOMCは、米国の中央銀行にあたるFRBが金融政策の方針を決定する会合です。政策金利の上げ下げを通じて景気やインフレの調整を図り、その決定は米国の金利やドル相場を左右します。

今回は据え置きが基本シナリオですが、利上げの可能性も高まっています。CMEの金利予測ツールが示す利上げ確率は前週の約26%から約36%へ上昇し、予測市場のKalshiでも約4分の1が利上げを見込んでいます。5月のCPIが2023年4月以来の高水準となる4.2%を記録するなど、根強いインフレ圧力が背景にあります。

なお今回は、金利見通しを示すドットプロットが公表されない会合にあたります。そのため声明文の文言と、続く記者会見でのウォルシュ議長の発言トーンが、相場の方向感を左右する最大の材料となります。

ビットコインへの影響

タカ派的な内容だった場合(利上げ、または利上げ示唆)

利上げの実施はもちろん、据え置きでもウォルシュ議長がインフレ警戒を前面に出し追加利上げに含みを持たせた場合、引き締め懸念が強まります。金利上昇・ドル高を通じて、ビットコインには下押し圧力がかかりやすくなります。

注目ライン:直近の安値である6万3000ドル付近を明確に割り込むと、6万2000ドル、さらに6万ドルの大台方向への下落も視野に入ります。

ハト派的な内容だった場合(据え置き+慎重なトーン)

据え置きが決定され、会見で利上げに慎重な姿勢がにじんだ場合、過度な引き締め懸念が後退します。金利低下・ドル安への期待からリスク資産に資金が向かいやすくなり、ビットコインには反発の余地が生まれやすくなります。

注目ライン:6万5000ドル付近の回復が焦点となり、突破できれば6万7000ドル方向への戻りも視野に入ります。

発表前に注目したいビットコインの現状とは

BTC/USDT 1時間足チャート

足元のビットコインは、FOMCを前に一時6万3000ドルを割り込む場面もありましたが、現在は6万4000ドル台を回復して推移しています。世界的なハイテク株の売りや米暗号資産関連法案の遅延も重なり、上値の重い展開が続いています。

とりわけ今回は利上げという結果もゼロではないうえ、ウォルシュ議長の会見での一言が相場を大きく揺らす可能性があります。据え置きが決まっても、その後のトーン次第で方向感が一変しかねません。

発表から会見にかけてはボラティリティが一段と高まりやすいため、ポジション管理には十分な注意が必要です。

ビットコイン、FOMCを今夜に控え6万3000ドル台で推移|半導体株安でも200週線を防衛

参考元:investing
画像:shutterstock

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