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メタプラネット、株価216円と小動き|FOMC結果待ちで警戒、BTCは6万4000ドル手前で戻り待ち

2026年7月29日 11:50  Arai Yu

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7月29日、メタプラネット(3350)の株価は前場を216円前後で推移し、10時50分時点では前日比−2円(−0.92%)の小反落となっています。前日28日に3.11%安と急落した後は、216円から224円の狭いレンジでの小動きにとどまっています。

30日未明に結果が出る米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、市場全体が手控えムードとなっています。ビットコイン(BTC)は6万4000ドルの手前で戻りを試す展開で、企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.84倍と7月の最低圏に張り付いたままです。

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当日の値動き

前日28日は日米中銀会合を前にした全面安で214円まで下落し、終値218円(−3.11%)で引けました。29日は218円で寄り付いた後、高値224円まで戻す場面がありましたが続かず、216円へ押し戻されています。

前場の出来高は約736万株と細り、PTSも216.6円と日中値に沿った水準です。信用倍率は28.64倍と前日の27.99倍から上昇し、7月の急騰局面で膨らんだ信用買い残が高値圏に残っていることも、戻りの重しとなっています。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では7月22日の高値265円から下落が続き、220円を割り込んだ水準での膠着に移行しました。25日移動平均線を大きく下回り、7月の急騰前のレンジまで値を戻した状態が続いています。

3カ月リターンは−33.4%、1年リターンは−81.8%と長期の下降トレンドは変わりません。下値の目安は7月28日安値214円と7月1日の年初来安値192円で、上値は5日移動平均線が位置する220円台前半が戻りの節目となります。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、29日は寄り付き218円から224円まで戻した後に216円へ下げる、方向感を欠く値動きです。FOMCの結果を見極めたい心理から、積極的な売買が手控えられています。

短期のサポートは本日安値216円と前日安値214円、上値は本日高値224円です。214円を維持できれば膠着が続く一方、割り込めば192円への接近が意識されます。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

BTC保有量は4万3000BTC、平均取得単価は1533万1546円、取得総額は6593億円です。円建てBTC価格1041万8609円を映してBitcoin NAV(評価額)は4480億円、未実現損益は−2113億円(−32.0%)となりました。BTCが小幅に戻したことで、含み損は前日の−2141億円(−32.5%)からわずかに縮小しています。

EV mNAVは0.84倍と、7月の最低圏で5営業日連続の推移となりました。時価総額2780億円・企業価値3752億円に対しBitcoin NAVは4480億円で、その差は1700億円規模に開いたままです。1株あたりNAV(希薄化前)349.65円に対し株価216円と、割安度は深い水準が続いています。BTCの追加購入は6月30日を最後に29日間止まっています。

今後の株価の焦点

短期は本日安値216円と前日安値214円が下値サポート、本日高値224円が上値レジスタンスです。214円を維持できれば膠着が続く一方、割り込めば年初来安値192円への接近が意識されます。

最大の焦点は、日本時間30日未明に判明するFOMCの結果です。利上げ観測が一部で高まっており、タカ派的な内容ならBTCと同社株の下押し、想定通りの据え置きなら安心感からの反発が見込まれます。

会合通過後にBTCが6万4000ドル台を回復できるかが当面の反発の条件です。加えて8月13日の決算発表で、買い増しが止まっている資本政策の説明が注目されます。

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