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ビットコイン・イーサリアム・リップル反発|仮想通貨は週末にETH主導で上昇、売り持ちの巻き戻し

2026年7月27日 12:36  7月27日 12:36  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は7月26日から27日午前にかけて、3通貨そろって反発しました。26日未明に安値をつけたあと、週末を通じて緩やかに水準を切り上げ、27日朝方に高値をつけています。イーサリアムが最も強く、24時間で3.64%高と頭一つ抜けました。

米国株が休場の週末で外からの材料は乏しく、前週の急落で積み上がった売り持ちが巻き戻された動きが中心です。

ビットコイン、6万5000ドル台を回復、原油急落が支え|今週はFOMCと月末オプション満期が焦点

BTC、6万5000ドル台へ戻すも値幅は最小

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは26日未明の6万3985ドルから27日朝方に6万5489ドルまで買われ、現在は6万5145ドルと24時間で1.15%高です。値幅は3通貨で最も小さく、前週の下げを取り戻す途中です。週末は米国株も債券も休場で、上昇を促す新しいマクロ材料はありません。

27日朝方にかけての伸びは、米・イランが2日連続で攻撃を止め、原油が7%あまり急落した局面と重なります。前週に相場を圧迫した資源高が反転し、上値を追いやすい地合いになりました。

ETH、1900ドル台を回復し踏み上げで先導

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは1855ドルを安値に、27日朝方には1960ドルまで戻し、現在は1945ドルと24時間で3.64%高で1900ドル台を回復しました。

上昇の要因はデリバティブ側の巻き戻しとみられ、前週の急落局面で売り持ちが膨らみ、資金調達率は約1カ月ぶりにマイナスへ転じていました。この持ち高が26日に外れ、先物の清算はショートがロングの約2.8倍に達しました。

市場全体の清算はほぼ拮抗しており、同通貨だけ踏み上げが際立っています。現物の新規買いというより、行き過ぎたポジションの反動です。

XRP、1.10ドル台を回復も上値は限定的

XRP/USDT 1時間足チャート

リップルは1.089ドルを安値に、27日朝方には1.12ドルまで買われ、現在は1.107ドルと24時間で0.73%高です。値幅は3通貨で最も控えめで、1.10ドル台を回復しました。

先物の偏りはイーサリアムほど大きくなく、市場全体の持ち直しに沿った動きにとどまります。固有の新しい買い材料は乏しく、上値も限られています。

前週の売られ過ぎの反動と原油の反転

反発の中心は、前週に売られ過ぎた反動です。7月23日から24日にかけて、資源高と利上げ観測、関税を嫌気してアルトコインが大きく下げ、同通貨には売り持ちが積み上がりました。

その行き過ぎが週末に巻き戻された形です。後押しとなったのが原油の反転です。米・イランの相互攻撃が2日続けて止まり、ブレント原油は90ドル台まで下げました。

前週の急騰が消えたことで、利上げの警戒も和らいでいます。ただし金融政策の見方は利下げでなく追加利上げのままで、地合いが変わったわけではありません。

FOMCと原油の落ち着きが焦点

焦点は28日から29日のFOMCです。据え置きが本命ですが、市場は追加利上げの可能性を意識しています。恐怖・強欲指数はなお恐怖圏にとどまり、投資家心理は慎重です。原油と中東情勢の落ち着きが続くかも試されます。

上値の目安はビットコインが6万6000ドル、イーサリアムが2000ドル、リップルが1.12ドルの上抜けです。

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