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ポリマーケット関連企業、米国で規制対象の証拠金取引を提供するための申請を提出

2026年7月10日 16:24  Arai Yu

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予測市場Polymarketの関連会社であるComing Home GBA LLCとPM Derivatives LLCが7月3日、全米先物協会(NFA)に登録申請を提出したとみられます。

対象は先物取次業者(FCM)、NFAメンバー、スワップ業者としての登録で、米国で規制対象のマージントレーディングを提供するための手続きとみられます。承認後も米商品先物取引委員会(CFTC)での追加手続きが必要で、暗号資産(仮想通貨)領域と近いブロックチェーン系予測市場の米国展開は、金融規制に沿った競争へ移りつつあります。

Polymarketは、選挙や経済指標、スポーツなどの将来の出来事について、結果に応じた契約を売買する予測市場を運営しています。利用者は特定の結果が起きるかどうかに資金を投じ、市場価格は参加者の見方を反映して変動します。

マージントレーディングが認められれば、利用者はポジション全額をあらかじめ用意するのではなく、一定の担保を差し入れて取引できるようになります。通常の資本の一部でイベント結果に対する取引が可能になるため、予測市場の取引設計は現物に近い売買から、より金融商品に近い形へ広がります。

一方で、米国でこうした取引を扱うには、NFAへの登録だけでは足りません。デリバティブ関連の商品を提供する場合、CFTCの監督下で認められる必要があり、Polymarket側の申請はサービス開始の確定ではなく、規制上の入り口に立つ段階です。

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Kalshi先行の登録競争と取引規模

競合のKalshiは、関連会社Kinetic Markets LLCを通じて登録面で先行しています。同社は2026年3月、NFAからFCMとして承認を受けました。イベント契約を扱う予測市場で証拠金取引を整える動きは、すでに競争上の差別化要因になっています。

取引規模でも両社の存在感は拡大しています。2026年6月の月間取引高は、Kalshiが330億ドル、Polymarketと米国法人の合計が約140億ドルでした。米国の規制下でレバレッジ取引に対応できるかどうかは、同じ予測市場でも商品設計や利用者層を分ける要素になります。

Polymarketの申請は、米国市場に戻るための単発の手続きではなく、予測市場をデリバティブ規制の枠内で展開するための制度対応です。イベント契約の取引量が拡大する中、NFA登録とCFTC承認の扱いが、主要プラットフォームのサービス範囲を左右しています。

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参考元:The Block
画像:Shutterstock