​IOTAは医療分野でのIoT化を進める方針

IOTAの企業提携の規模はだんだんと大きくなっており、IoTのプラットフォームプロバイダのKontakt.ioとの協力を開始するようです。

KontaktとIOTAのパートナーシップはKontact.ioのロケーションプラットフォームを非営利オープンソース基盤の分散型台帳技術に組み込むために締結されました。Kontakt.ioが発表したプレスリリースによると、ブロックチェーン技術とIoT技術を組み合わせることにより医療企業やサプライチェーン企業に役立つスマートセンサーデータの改ざん防止及び有料データの読み込みが可能になります。この開発は「テレメトリーデータの保存と送信のための完全な透明性を備えたコンプライアンスのための環境」の監視を強化するようです。テレメトリーとは遠隔地での取引情報をコントロールセンターに送信することであり、この研究開発により安全に無線データを管理できるようになると言われています。

この企業提携はリスク管理、データ操作、セキュリティ侵害などのリスクをヘルスケア・ロジスティックスの分野で緩和する大きな可能性を秘めていると同時に、この開発で分散型台帳技術を活用してデバイス間、さらにはデバイスクラウド間の通信のテレメトリーストリームは暗号化されデータ自体が改ざん不可能になることが期待されています。プレリリースでは二社の共同開発による技術に関して以下のように述べています。

「製造業者、通信事業者、検査官、技術提供者及び消費者はこの技術の恩恵を受けるでしょう。取引における信頼性と透過性を高めて争議の解決を容易にし、コンプライアンス違反の検出を向上させます。その結果消費者の元に欠陥のある製品が届くことを防具ことができるでしょう。」

​Kontakt.ioのCEOであるPhilipp von Gilsa​氏はIoTとブロックチェーン技術は仕組みが非常に似ているため、開発は順調に進むだろうと述べています。

「両技術とともに非中央的なもので開発はまだまだ初期の段階にあります。私たちはIOTAと共にブロックチェーンの先導を握り、両分野での開発及び実用化を加速させます。」

Kontact.ioのCTOである Łukasz Szelejewski​氏はこの件に関して追記しており、「IOTAはコスト障壁を排除し、取引を承認するための計算力をほとんど必要としないという理由から同社と締結ことを決定しました。さらには、ブロックチェーンやイーサリアムとは異なりIOTAは多くの操作をリアルタイムで処理することができ、実行待ちのトランザクションが増えるにつれて処理速度が速くなります。これらの理由からIOTAはIoT環境におけるPoWの効率性を上げてIoTの次のセキュリティ標準になる可能性が高いと思われます。」と語りました。

さらにはIOTA財団の共同設立者であるDominik Scheiner​氏は企業締結への信頼を表明しました。

「IOTAタングル(IOTAが開発した少額取引に対応した分散型台帳)はスマートデバイスをサポートし、IoTの完全なレイヤーになることを目的として設計しています。私たちはKontakt,ioと協力し、盤石なIoTプラットフォームを使用してよりスマートなサプライチェーンの構築に力を与えることができるのを楽しみにしています。私たちはまたサプライチェーンを可視化するツールを提供することより患者のもとに欠陥のない医薬品が届くシステムを構築することができます。これは非常に有意義かつ重要な取り組みです。」

コインオタクの見解

ブロックチェーンを用いた仮想通貨決済における取引処理速度不足・少額取引対応不可能といった問題を解決可能な仕組みを保有したIOTAはIoTに最適な通貨と言われていましたが、今回のニュースは具体的なユースケースである点が注目すべきポイントです。

特にカルテや処方箋など情報を安全に管理することが求められる医療分野はIoT化に最適なケースなので、この事業の今後の発展性は高いと考えられます。今後はこのような仮想通貨技術を用いたIoTのユースケースが増えてくると思われるので、以下の記事も参照にしつつIoTは重要キーワードとして注目していきましょう! 

目次IOTA(アイオータ)とはIOTAの最新チャート分析!相場から見る価格推移IOTAの問題と将来性は?コインオタクの見解IOTAの仕組みIOTAのメリットIOTAのデメリット【IOTAの入手方法】オススメの取引所【IOTAの保管方法】オススメウォレットIOTAについての気になるQ&AIOTAまとめ IOTA(アイオータ)とは IOTA(アイオータ)とは、Tangleというブロックチェーンを応用した分散型台帳を用いることで、手数料の一切かからない決済を可能にしたIoTに最適な決済システムです。このシステムにおいて重要なのは、ブロックチェーンとは異なるアーキテクチャを用いることで、ブロックチェーンの課題であった、大量のマイクロトランザクションの処理とマイクロペイメントを可能にしたということです。 IOTAの最新チャート分析!相場から見る価格推移 (2017年10月12日現在)(IOTA/$) IOTAといえば、Bitfinexに上場した日に500倍まで価値が上がったという話が有名でしょう。上場初日に時価総額が6位として登場したIOTAですが、それ以降下降傾向にあるのは、一気に上がったのを利確している可能性が高いと思います。 2017年8月はビットコインの価格上昇に乗じてアルトコインの価格が軒並み上がっています。その後は、2017年9月前半に発表された脆弱性の露見により価格が落ちているのだと思います。また、10月に中国のBinanceで上場しましたが、Binanceの注目度的にあまり上がらなかったものだと思います。 IOTAの問題と将来性は?コインオタクの見解 プログラムの安全性が検証不足 独自のハッシュ関数(Curl)を利用しているので重大な欠陥がある可能性があり、現に2017年の9月7日にEthan Heilman (Boston University, Paragon Foundation, Commonwealth Crypto), Neha Narula (MIT Media Lab), Thaddeus Dryja (MIT Media Lab, Lightning Network Dev), Madars Virza (MIT Media Lab, Zcash)によって脆弱性が指摘されました。 Githubをチェック