アルトコイン市場で、DeFi(分散型金融)系仮想通貨の人気が爆発的に高まっている。
DeFi系仮想通貨は、ほとんどがイーサリアムトークンで、スマートコントラクトを利用した管理者のいない金融システムを構築している。
それらの中でも主立っているのは、Maker DAO(MKR)、Compound(COMP)などだ。
現在、分散型金融市場にロックアップ(預け入れ)されているトークンの総額は20億ドル(2000億円)を超えている。
今年の2月頃のロックアップ額は約10億ドルだったことを考えると、5ヶ月間で倍程度に成長しており、その伸びは爆発的だ。
中でも急成長中なのは前述のCompound(COMP)で、ロックアップ額がこの一ヶ月で急成長している。
[出典:DEFI PULSE]
Compoundは、分散型レンディングサービスで、ユーザーは自身の資産を担保にお金の貸し借りを行うことができ、今やロックアップ額はDeFi系仮想通貨トップだ。
このように次世代の金融システムが注目を集めるDeFiだが、どれもイーサリアムトークンであるがゆえに、活発になればなるほどイーサリアムのブロックチェーンを圧迫し、送金手数料の増加を加速させるという問題点も指摘されている。
DeFi系仮想通貨は未だ発展途上だが、今後どのように成長していくことになるのか目が離せない。
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この記事は、BeInCryptoの”DeFi Hits $2 Billion as Aave Surges, Ethereum Feels the Strain”、The Block Cryptoの”DeFi hits $2 billion in total value locked; Compound snatches MakerDAO's top spot”を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner