イーサリアム財団は4月9日、5000ETHを分散型取引基盤CoWSwapのTWAP機能を通じてステーブルコインに変換すると明らかにしました。対象額は足元の価格水準で約1100万ドル規模となります。調達資金は研究開発や助成金、寄付に充てる方針です。
財団は同日、資産管理の一環として実施すると説明しました。暗号資産(仮想通貨)を保有し続けるだけでなく、運営資金へ計画的に振り向ける姿勢を改めて示しました。
イーサリアム財団、CoWSwapで5000ETHをTWAP売却
今回の変換は、財団公式Xで4月9日22時59分ごろに公表されたとみられます。5000ETHを一度に成行で処分するのではなく、CoWSwapのTWAP機能を使って段階的に執行します。
TWAPは、一定時間にわたって注文を分けて約定させる仕組みです。大口売却を細かく分散することで、板の薄い時間帯に価格が大きく動くのを抑えやすくなります。財団が開発資金を確保しながら、売却手法まで事前に示した点で透明性を示しています。
財団は研究開発、グラント、寄付のための継続的な活動資金を確保するとしています。イーサリアムの基盤技術を支える開発や、外部チームへの助成を止めないために、保有ETHの一部を安定資産へ振り替える動きです。
同日時点では、5000ETHのうち3750ETHが平均2214ドルで売却され、約830万ドルを調達しました。残る1250ETHもステーブルコインへの変換を進めるとしており、全体では約1100万ドル規模の資金化になります。
今回の売却は、2025年6月4日に公開した公式トレジャリーポリシーに沿った運用です。財団はこの方針で、保有ETHをDeFiやステーキングで活用しつつ、年間の運営費を財団資産の15%以内に抑える考えを示していました。
参考元:crypto.news
画像:shutterstock
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