メタプラネット(3350)は8月24日、前週末比14円安の292円まで下落し、マイナス4.58%と3営業日ぶりに反落しました。週末にビットコイン(BTC)が7万8000ドル台まで上昇したことを受けて322円と大きく高く寄り付いたものの、その後は売りに押され、安値291円まで水準を切り下げています。
8月19日の218円から21日の306円まで2営業日で40%上昇した後だけに、急ピッチな上げの反動が出た形です。BTCが7万7000ドル台で伸び悩んでいることも上値を抑えました。日経平均はほぼ横ばいで、下げは同社株の個別要因によるものです。
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当日の値動き

8月24日は前週末終値を16円上回る322円で寄り付き、高値323円をつけました。しかし買いは続かず、その後は下げ幅を広げて安値291円まで下落し、10時台は292円で推移しています。前場の出来高は3795万株です。
前週末21日は306円で引けてプラス20.95%と急騰し、出来高も9283万株に膨らんでいました。24日は寄り付き直後の323円から291円まで1割を超える下げとなり、値動きの荒さが際立っています。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では、8月21日に310円まで上値を伸ばした後、8月24日は寄り付き直後の323円を高値に反落しました。急騰前の水準からは大きく切り上がっており、25日移動平均線を大きく上回る位置は保っています。1年リターンはマイナス65.1%と中長期の下げは大きいものの、8月中旬までのもみ合いレンジは明確に上放れました。下値のめどは8月20日終値の253円です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、24日は寄り付き322円を上値に一段安となり、291円まで下押ししました。短期のサポートは本日安値の291円、上値のレジスタンスは本日高値の323円です。291円を割り込むと280円台が視野に入る一方、300円台を回復できれば下げ渋りとなります。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
BTC保有量は4万3000BTC、平均取得単価は1533万1546円、取得総額は6593億円です。最新の買い増しは6月30日の2823枚で、以降は据え置きです。円建てBTC価格が1222万円へ切り上がり、Bitcoin NAV(評価額)は5255億円、未実現損益はマイナス1337億円(マイナス20.3%)と、8月21日のマイナス1455億円からさらに縮小しました。
一方、EV mNAVは0.89倍と、8月21日時点の0.93倍から低下しました。BTC高でBitcoin NAVが膨らむなか株価が下げたためで、1倍の回復は再び遠のいています。時価総額3741億円・企業価値4713億円はBitcoin NAV5255億円を下回り、1株あたりNAV(希薄化前)410.14円に対して株価は292円と、ディスカウントはむしろ広がりました。
今後の株価の焦点
短期は、本日安値の291円が下値サポート、本日高値の323円が上値のレジスタンスとなります。291円を維持できれば高値圏でのもみ合いが続く一方、割り込むと8月20日終値の253円までの調整が意識されます。
当面は、7万7000ドル台で伸び悩むBTCが上値を追えるかが株価を左右します。あわせて、mNAVの1倍回復と6月30日以降止まっている買い増しの再開、8月18日に始動した米国トレジャリー「Superplanet」の進捗が引き続き焦点です。
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