「MyEtherWallet(マイイーサウォレット)ってどうやって使うんだろ,,,」
そんな風に思っていませんか?
この記事では、コインパートナーがMyEtherwalletの使い方を画像つきで解説します!
また、MyEtherWalletのメリット・デメリットについても詳しく書いているのでMyEtherWalletが選ばれる理由が分かります!
この記事が、安全な暗号資産(仮想通貨)の管理に繋がれば幸いです。
目次
MyEtherWalletとは、ブラウザから利用できるイーサリアムおよびイーサリアムトークン向けのウォレットです。
利用時にはウォレットとの連携、もしくは自分の秘密鍵、Keystoreファイルなどのいずれかを入力する必要があります。
また、MetaMaskなどと連携させて拡張の機能を使用することも可能です。
MyEtherWalletは、PC上で操作可能なデスクトップウォレットです。
ウェブウォレットのようにサーバー上に秘密鍵を保存しているわけではないため、たとえMyEtherWalletのサーバーにサイバー攻撃がなされてもあなたの秘密鍵が漏洩することはないので安心ですね。
また、ハードウェアウォレットと連携したり、ペーパーウォレット化して使用することも可能です。
デスクトップウォレットについてもっと知りたい方はこちらをどうぞ
暗号資産(仮想通貨)のウォレットのうち、最もスタンダードなデスクトップウォレット。取引所以外のウォレットを探している方や、デスクトップウォレットについて知りたい方のためにメリット・デメリット、オススメを紹介します
イーサリアム、イーサリアムクラシック、全てのイーサリアムトークンに対応しています。
最初の時点で登録されているイーサリアムトークンは663種類です。
ICOしたばかりのイーサリアムトークンは、カスタムトークンとして登録、管理することができます。
MyEtherWalletは日本語に対応しています。日本語に対応していると操作方法が簡単に分かります。
他のイーサリアムウォレットのように英語の説明だと操作方法が分からず、操作ミスをしてしまう可能性があります。
お金を扱っているウォレットでの操作ミスはお金を失う事に繋がります。
そのため、ウォレットが日本語対応していることは大きなメリットになります。
基本的に手元に秘密鍵を控えたメモさえあれば、どんなPCであろうとスマホであろうとブラウザでMyEtherWalletを利用可能です。
暗号資産(仮想通貨)を購入したり、売却したいというタイミングはいつ訪れるか分かりません。
パソコンでしか使えないウォレットを使っている場合、暗号資産(仮想通貨)の売買や移動を行いたいタイミングが家にいるときであれば問題ありませんが出かけてしまっていた場合には大きな機会損失になってしまいます。
取引の機会を逃さないためにも、スマホ、PCどちらからもアクセスできることは大切です。
MyEtherWalletはウェブウォレットではありません。なので、自分の鍵の管理は自分で行わなければいけません。
秘密鍵の記録媒体を紛失したり、Keystoreファイルを保存したPCが破損したりするとウォレットにアクセスできず事実上凍結されてしまうという危険があります。
ウォレットが凍結されてしまうと、凍結されたウォレットで管理していた暗号資産(仮想通貨)は今後一切動かせなくなります。
リスクを回避するために、こまめにバックアップをとったり、スパイウェア対策をしたりしなくてはいけません
あまりそういった管理に自信のない方は気をつけるようにしましょう。もしくは、TrezorやLedger Nano Sといったハードウェアウォレットと連携させて使うのも一つの手です。スマホからはウォレットにアクセスできませんが、その端末だけ持ち歩けばいいので管理がカンタンです。
また、そのように利用することで更に安全性を確保することができます。
ハードウェアウォレットについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
「暗号資産(仮想通貨)を厳重に管理したい・・・」そんなあなたにピッタリの、安全性抜群なハードウェアウォレットを紹介します!さらに、人気機種を3つ紹介し、それぞれの機能やサービスを比較しました!あなたも手軽に、安全に暗号資産(仮想通貨)を管理してみませんか?
スマホのブラウザからだと操作が難しいのが難点です。
MyEtherWalletにアクセスすると、「このウォレットの利用にはこういったリスクがあることをわかったうえで利用してくださいね!」という運営からのメッセージが表示されるのですが、このメッセージがスマホだと邪魔になってしまいます。
また、ウォレットからの送金も画面が小さく結構使いづらいなど難点があります。
公式のMyEtherWalletのサイトを開くと、上のような画面になると思います。
Englishのボタンを押すと、日本語ボタンが出てきますのでクリックしましょう。すべての内容ではないですが、重要な部分が和訳されたサイトが表示されるはずです。
パスワードを入力できるのでなるべく強力な9桁のパスワードを打ち込み、真ん中に表示されているウォレットを作成をクリックしてください!
青色のKeystoreファイルというボタンが出てくるのでクリックしてダウンロードしましょう。このファイルはログイン時にも使用する重要なファイルなので自分でフォルダをつくったりして失くさないように管理してください。
保存完了後、赤色の理解できました。というボタンを押し次に進んでください!
画像の黒く隠している部分に秘密鍵といってウォレット管理のなかでも一番重要な文字列が表示されます。秘密鍵は紙にメモをして人にはみられないよう厳重に管理してください!
メモが終わり次第、「アドレスを保存してください」のボタンを押し次に進みます。
アンロック方法を選択できます。
ひとまず、先程ダウンロードしたKeystoreファイルもしくは秘密鍵を選択、入力しアンロックをクリックしてください。
アンロックが完了すると、自分のアドレスを確認することができます!
ウォレットの作成が完了し、自分のアドレスを確認できたら、ウォレットのバックアップを行います。
お財布情報を見るを選択すると、アドレスがQRコードになって表示されます。画像真ん中にあるお財布情報を印刷のボタンをクリックしてQRコードを印刷しておきましょう。
秘密鍵のメモとQRコードを一緒に厳重に管理しましょう!
、自分のアドレスの秘密鍵を打ち込むか、そのデータの入ったKeystoreファイルを読み込ませるだけでウォレットは利用できるようになります。
公式サイトを開き希望の操作ボタンを選び押します。(イーサリアム、トークンの送出やお財布情報の確認など)
すると、ログインの方法を選択するページが表示されるのでログイン方法を選択し、ログインしてください!
ログアウトもページを離れたりタブを変更するたびに自動で行われるため、安全性が高くなっています。
受金方法に特別な手続きはありません!お財布情報を見るを選択し、アドレスを確認してください!
送金元サービスにアドレスのほか必要情報を入力し送金すれば完了です。
送金は、「Ether/トークンの送出」のタブを開いてください。
そこでまた秘密鍵の入力やKeystoreの提出などを求められるので、それに従うとこのような画面が出てきます。
このフォームに必要事項を入力し、「トランザクションを生成」してください。
ETCを送りたい場合は、右上のタブから下の画像の赤で囲った部分をクリックすると切り替わります。
ICOなどで、まだMyEtherWalletに対応していないトークンも存在します。
それらはカスタムトークンとして登録することによって利用できるようになります。
「お財布情報を見る」のページのトークン残高のすぐ下に「カスタムトークンを追加」というボタンがあるのでそこをクリックしてください。
するとこのようなフォームが出てきます。
この3つを順次埋めていくわけですが、ます2つ目のトークンシンボルついて説明します。
トークンシンボルとは、ビットコインならBTC、イーサリアムならETHといった、暗号資産(仮想通貨)の単位のようなものです。追加したい通貨の単位を入力してください。
次に、アドレスの追加ですが、このサイトを使って行います。
右上のSearchの欄にトークンシンボルを入力してみてください。すると、下の画像のようにその通貨の情報が出てくるはずです。
赤で囲まれた「Contract Address」が今必要なアドレスですね。Augurなら「0xe94327d07fc17907b4db788e5adf2ed424addff6」がそれにあたります。
そして最後にケタ数ですが、先ほど赤で囲んだアドレスのすぐ下にある「Token Decimals」の数字を入力すればOKです。
全て入力したら「保存する」をクリックしましょう。
MyEtherWalletは、世界中の人から利用されているが故に犯罪の標的となることが多々ありました。
特にMyEtherWalletの偽サイトが出回ることが問題となっています。
その手口としては、まずMyEtherWalletを騙るフィッシングメールが届きます。
「異常な操作が検出された為アカウントを停止しました」との内容から偽サイトに誘導させようとし、そこでパスワードを抜き取ろうとします。
MyEtherWalletからのメールは、こちらから何かお問い合わせをしない限り送られて来ることはありません。
MyEtherWalletにアクセスする際は、変なメールやサイトからアクセスしないように気をつけましょう!
MyEtherWalletは、iOS向けにも、Android向けにもスマホアプリはありません。
ただ、App Storeに明らかにMyEtherWalletを意識したであろうウォレットアプリがありましたが、有料なうえ開発元が怪しいので使わないよう注意してください。
仮に悪意ないこのMyEtherWalletと連携したアプリだったとしても、サードパーティー製のアプリを使うとせっかくの安全性が損なわれてしまうので使用しないほうがいいと思います。
ガスリミットとは送金時に必要な手数料のことです。詳しくは次で説明します。
送金手数料は自分で設定することができ、送金時にGas(単位はWEI)というプラットフォーム内通貨で支払います。このGasは実際にはイーサリアムに変換されて支払われるのですが、1WEIあたり何ETHかというレートは日によって異なるため注意してください。
また、この手数料をあまりに低く設定しすぎると、マイナーたちに取り合ってもらえない可能性があるので注意しましょう。
また、そのように送金できない状況を避けるため、ウォレット内に0.01ETHは入ってないと送金できませんので注意してください。
画像の「お財布情報を見る」のところで確認できます。
お財布情報を開いたら「トークン残高」からLoad Tokenをクリックしてください。
これで確認できます!
いかがでしたでしょうか。イーサリアムとイーサリアムトークンをまとめて管理するのにとても便利なMyEtherWallet。
その使いやすさもさることながら、高いセキュリティも備えています。イーサリアム保有者全員にオススメしたいウォレットです。
ぜひ、イーサリアムをMyEtherWalletで管理してみてください!