Meta社によると、FacebookとInstagramのユーザーはウォレットをリンクすることで、NFT(nonfungible tokens)とデジタルコレクションを自分のアカウントに投稿できるようになる。
Facebookの親会社であるMetaは、ソーシャルメディアプラットフォームの約29億人のユーザーがデジタルコレクションとNFTを共有する機能を持つことになるだろうと発表した。
この発表は8月4日の更新に続くもので、Metaは100カ国のInstagramユーザーがFlowブロックチェーン上でミントされたデジタルコレクション、またはEthereumやPolygonブロックチェーンをサポートするウォレットから、2022年の第2四半期時点で10億から20億ユーザーと推定される彼らのアカウントに投稿できるようになると述べている。
「FacebookとInstagramでデジタルコレクションを展開し続ける中で、FacebookとInstagramの両方で所有しているデジタルコレクションを投稿できるようにした。」とMetaは述べている。
「これにより、人々はデジタルウォレットをいずれかのアプリに一度接続するだけで、デジタルコレクションを両者で共有できるようになる。」
デジタルウォレットをFacebookやInstagramのどちらかに接続するのは、サードパーティのブラウザを経由するのではなく、アプリに限られているようだ。
しかし、メタ社のアプリがインストールされているすべてのスマートフォンにNFTの範囲を拡大することは、ソーシャルメディア大手にとって追加の収益や採用につながる可能性がある。
Metaは5月にも、Meta Payと呼ばれる仮想通貨決済プラットフォームで使用するために、その名称を米国特許商標庁に申請している。
メタは世界的に規制当局からの反発に直面し、2月に独自のステーブルコインの発売を断念したものの、マーク・ザッカーバーグCEOは、デジタル資産空間の成長に伴い、最大で数兆円を稼ぐ「巨大な機会」があると述べた。
同社は2022年第2四半期に前年同期比1%の減収を記録した。
\無料アプリを使って/