南アフリカ準備銀行「仮想通貨との関係を完全に断ち切ることは長期的なリスクとなるおそれ」前向きな姿勢示す
南アフリカ準備銀行が、仮想通貨や関連規制に関する見解を公表し、注目を集めている。
同行は、新たなガイドラインを示し、各銀行に仮想通貨とのすべての関係を断ち切らないよう促し、その理由として、「仮想通貨に関与する顧客を完全に遮断することは、財務の健全性に脅威をもたらすおそれがある」との見方を説明した。
かかるガイドラインが発された背景には、先月に発表された国内銀行セクターにおけるリスク評価にて仮想通貨がリスクの対象であると評されていることが明らかになったという事実や、以前南アフリカの特定の銀行が仮想通貨サービスプロバイダーとの関係を完全に断ち切ったという事実がある。このような行為は、「長期的にはより大きなリスクを引き起こすおそれがある」というのが、南アフリカ準備銀行の見方だという。
「リスク評価は、仮想通貨サービスプロバイダー等との関係を完全に断ち切ることによって、金融機関がリスクを完全に回避しようとすることを必ずしも意味するものではありません。(中略) 長期的により大きなリスクとなることを防ぐ必要があります。」
今回の南アフリカ準備銀行による仮想通貨に対する比較的肯定的な意見について、同国内の取引所は好意的な反応を示している。同国には、金融サービスが行き届いていない市民の経済的自立を強化する手段としてビットコインを導入したタウンシップである「Bitcoin Ekasi」や、同国に本拠を構える仮想通貨関連会社Unravel Surf Travelが存するなど、昨今仮想通貨に関するプロジェクトが積極的に進められている。
今後も引き続き、アフリカ諸国の中でも特に仮想通貨に関して前向きな姿勢を示す南アフリカ当局の動向に注目していきたい。

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この記事は「South African Reserve Bank encourages friendly behavior with crypto」を参考にしています。