オーストラリア中銀総裁がG20イベントに出席、仮想通貨など議論の的に
G20のイベントに出席したオーストラリア中央銀行総裁を務めるフィリップ・ロウ氏が、CBDCなどを含むデジタル通貨について自身の見解を述べたことで、大きな注目を集めている。
同氏は、「規制されたプライベートトークンは中央銀行発行のデジタル通貨(CBDC)よりも優れている可能性がある」と説明している。
さらに、ロウ氏の議論には、香港金融管理局長EddieYue氏も参画。両人は「これらのプライベートトークンを規制することは、分散型金融によってもたらされるリスクに対処する上で非常に重要である」としつつ、その他以下のように語った。
「プライベートトークンは州によってサポートされなければならず、…発行者への預金のような態様を採るトークンについては、銀行預金と同様に規制されなければならないと考えています。そして、これらに規制が追いつくことができれば、プライベートトークンはCBDCよりも優れています。」
「ステーブルコインは他の仮想通貨トークンを購入するために使用されることが多く、分散型金融活動で使用されるため、ステーブルコインをより詳細に精査することで、 DeFiスペースでの災害を防ぐことができるでしょう。(中略) DeFiスペースないし当該関連製品よりもステーブルコインを規制する方が効果的であり…、これらは金融分野の将来的なイノベーションのために不可欠なテクノロジーであることを証明するかもしれません。」
世界各国で活発化しつつある”仮想通貨論争”
上記のように、G20においてCBDCや仮想通貨などのデジタル通貨に関する議論が行われたことからも顕著であるが、昨今は世界各国で仮想通貨に関する問題点について、議論が活発化しつつある。先日にはインドネシア中央銀行総裁が「CBDC採用を積極的に検討している」との姿勢を明らかにしたことでも大きな話題を呼んだ。
世界市場で幅広く仮想通貨が採用されるためには、法規制等が不可欠であると考えられるところ、引き続き規制当局の動向と併せて注目していきたい。

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この記事は「Australian Central Bank Governor Prefers Privately Issued Tokens Over CBDCs」を参考にしています。