クロスチェーンアプリケーションにダメ出し
イーサリアムの共同創業者であるヴィタリック・ブテリン氏は、ブロックチェーンエコシステムのクロスチェーンブリッジのセキュリティ上の懸念について概要を説明した。
ヴィタリック・ブテリン氏は、各チェーンに直接ネイティブアセットを保存することで、51%攻撃に対して一定の免疫力ができると語った。ハッカーはトランザクションの検閲やリバースができたとしても、誰かの仮想通貨を奪うブロックを提案できない。
このルールはイーサリアムアプリケーションにもあてはまる。例えば、投資家が100ETHを32万DAIステーブルコインと交換する場合、供給量の51%をコントロールすることで必ず100ETHか32万DAIを手に入る。
しかし、ヴィタリック・ブテリン氏は、クロスチェーンブリッジに同じレベルのセキュリティは適用されないとしている。
ハッカーがイーサリアムをソラナブリッジに預けてソラナでラップされたイーサリアムを取得してトランザクションを取り消した場合に損失を負うことになるとしている。ラップされたトークンは、オリジナルのトークンによって1対1の割合で裏付けられていないためだという。
ヴィタリック・ブテリン氏は、より多くのブリッジがクロスチェーンネットワークに追加されることで、セキュリティ上の弱点が拡大する可能性について説明。
My argument for why the future will be *multi-chain*, but it will not be *cross-chain*: there are fundamental limits to the security of bridges that hop across multiple “zones of sovereignty”. From https://t.co/3g1GUvuA3A: pic.twitter.com/tEYz8vb59b
— vitalik.eth (@VitalikButerin) January 7, 2022
ネットワークにおいて相互依存性が高いチェーンが重なると、小規模なチェーンに対する51%攻撃がシステム全体に影響を与えることがある。
イーサリアムの共同創業者がクロスチェーンブリッジのセキュリティ上の懸念を指摘している仮想通貨業界。ネットワークが複雑になってくると懸念点も出てくることだろう。これからも、クロスチェーンブリッジとセキュリティについて注目していきたい。
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この記事はCOINTEREGRAPH「ヴィタリック・ブテリン氏、クロスチェーンアプリケーションにダメ出し」を計画=報道」を参考にして作成されています。