執筆現在(11116時半現在)0.274ドル(約28.54円)付近を推移している仮想通貨リップル(XRP)

2021年初来じわじわと上昇を続けていたリップル(XRP)だったが、本日0.20ドル(約20.84円)台への下落を記録し、再び市場に暗雲が漂いつつある。

そんなリップル(XRP)について、ある著名仮想通貨アナリストが強気トレンドを主張し、価格上昇のシナリオを予測する。

「リップル(XRP)価格は『0.40ドル~0.50ドル』へと上昇」著名仮想通貨アナリストが超強気見解を示す

2020年末、SEC(米証券取引委員会)によるRipple社提訴問題が浮き彫りになって以降、短時間で大幅な価格暴落を記録した仮想通貨リップル(XRP)

昨年末頃には苦しい展開が続いていたリップル(XRP)であったが、2021年に入ってからは一時0.33ドル(=約34.37円)台に到達するなど、じわじわと価格回復の兆しをみせていた。

そんなリップル(XRP)について、Twitterにて約9.4万人ものフォロワーをほこる人気仮想通貨アナリスト「Credible Crypto」氏(@CredibleCrypto)は、今後短期的な強気トレンド形成を予想する人物のひとりだ。

Credible Crypto」氏は、先週0.22ドルライン付近で起こったリップル(XRP)価格の跳ね返りを的中させたアナリストとしても知られる。

同氏は、「リップル(XRP)価格はビットコイン(BTC)に対して上昇していく余地がある。」との見方を明らかにしたうえで、「0.40ドル~0.50ドル(=約41.66円~約52.08円)におけるレベルへと移行していく可能性が高い。」と語り、自身のリップル(XRP)市場に対する強気姿勢を示した。

一方で仮想通貨リップル(XRP)市場の展望について、弱気アナリストも多く「重要なレジスタンスライン突破がカギに」

しかし、リップル(XRP)市場の短期的な展望について楽観的なアナリストばかりではなく、弱気な予測を抱いている人物も多い。

Twitterにて約9.8万人のフォロワーをほこる人気仮想通貨アナリスト「MichaëlvandePoppe」氏(@CryptoMichNL)も、リップル(XRP)市場の雲行きを不安視するひとりだ。

同アナリストは、「リップル(XRP)は『0.34ドル(=約35.42円相当)レベル』で非常に大きなレジスタンスに直面している。」と主張する。

「リップル(XRP)は、上方へのプッシュを継続できるように、この重要なレジスタンスゾーンを突破する必要があります。」

ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)にも言及、仮想通貨市場の真価が問われる2021年に

また、「Credible Crypto」氏および「MichaëlvandePoppe」氏の両アナリストはビットコインについてもコメントを残した。

Twitterにて「MichaëlvandePoppe」氏は、ビットコイン市場に関して以下のように語った。

「ビットコインは、このサイクルで『250,000ドル~350,000ドル(=約2,600万円~約3,640万円)』に近づく可能性がきわめて高いです。」

そして、「Credible Crypto」氏は、ビットコインとともに仮想通貨市場全体を牽引するイーサリアム(ETH)についても自身の見解を明らかにし、「イーサリアム(ETH)や他のアルトコインの多くがビットコインを上回る。」との見方を示唆した。

「人々は、より多くの資金をアルトコインに注ぎ込むため、ビットコインがますます50,000ドル(=約520.1万円)に近づくにつれて…、ほとんどのアルトコインがここからビットコインを上回る可能性があり、わたしはこれを完全に期待しています。」

年が明け、仮想通貨の大飛躍となった2020年からその真価が問われる2021年に。

今後、ビットコイン・リップル(XRP)・イーサリアム(ETH)を筆頭に、仮想通貨市場全体はどのようなパフォーマンスを披露してくれるのか。

2021年も引き続き、仮想通貨市場の動きを注意深く見守っていきたい。

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この記事は、dailyhodl.comの「Analyst Who Called This Week’s XRP Rally Forecasts What’s Coming Next, Says Ethereum Poised To Outperform Bitcoin.」を参考にして作成されています。