現金決済型ビットコイン先物をシンガポールで提供開始

機関投資家向け現物決済型ビットコイン先物市場を運営する米インターコンチネンタル取引所(ICE)傘下Bakkt社は、12月9日からシンガポールで現金決済型ビットコイン先物を提供する予定だと発表した

ICE・フューチャーズ・シンガポール社社長兼最高執行責任者(COO)のルーカス・シュメッヅ氏は「アジアと世界中の投資家にビットコイン市場のエクスポージャーを得たり、ヘッジしたりする便利で資金効率の高い方法を提供する」と述べている。

「ICEにより規制された安全で世界中からアクセス可能な」環境で取引が行えることが特徴。

Bakkt社は同日にビットコインオプション取引市場も開設する発表している。

多彩な投資方法を提供することで、リスクを抑えつつ確実なリターンを求める機関投資家の呼び水となることを狙う。

サービス開始当初こそBakktの取引高は伸び悩んだものの、11月9日には1500万ドルを超えるほど大きくなっている。

(画像:skew)

これまで、Bakktは「現物決済限定」であることが原因で機関投資家たちが二の足を踏んでいたと考えられる。

現金決済が可能になったことで機関投資家の投資が増え、今後市場は更に活発になるだろう。

 

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