アリババの通販を利用するだけでビットコインがもらえるキャッシュバックプログラムが発表された。
市場シェア6割弱を占める一大企業との提携は中国国内でのビットコインの普及を一気に押し進めると見られる。
ネット通販のポイントをビットコインで受け取れるサービスを展開している米ロリ社が中国のネット通販大手アリババ社と提携することを発表したと暗号資産(仮想通貨)メディアCoindeskが報じた。
中国国内ではまだ利用できないが、14億人の人口にビットコインが普及する重要な足がかりになることが期待される。
発表は中国で「独身の日」とされている11月11日に行われた。
今年の独身の日の売上高はアリババグループだけで4.2兆円と報じられており、前年比25%増で過去最高を記録した。
また、アリババ社は中国のネット通販市場シェアで58.2%を占め、その影響力は大きい。
このキャッシュバックプログラムは現状、アメリカからのアクセスのみが対象。
中国国内からはまだ利用できないが、ロリ社のCEOアレックス・アデルマン氏は「国際的に事業を拡大する計画だ」と述べており、中国国内で利用できるようになる日は近いと見られる。
従来、ビットコインの購入には暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設などの手間がかかっていたが、このプログラムではロリ社のアプリから買い物をするだけでアプリ内にウォレットが開設され、ビットコインを貯めることができる。
これまでビットコインの購入を足踏みしていたユーザーも気軽に利用でき、ビットコインの普及を一気に押し進めると考えられる。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner